不死症(アンデッド)/周木律 あらすじ 感想

コタツを出しました。寒くて寒くて。

と言っても結構前なんですけどね。

わたしとしたことが、報告してなかったなと思って。え、別にいらない?報告。

毎年冬はコタツとガスファンヒーターに頼っていましたが、今年春に引っ越してきたこの賃貸物件、なんと、ガスファンの差込口がない。新築のくせに。

その代わりか知りませんが、エアコンが標準装備されています。

でもなー。エアコンより断然ガスファン派なんだけどなー。(ちゃんと下見をしないからこうなる)





周木律 「不死症(アンデッド)」 あらすじ・感想

不死症 [ 周木律 ]


初読み作家さんです。

本屋さんで表紙に惹かれ購入。帯にはサバイバルホラーと書かれていました。

他にも煽り文句がたくさん。懲りないわたしです。



ではまずあらすじから。ネタバレなしです。

山奥の製薬研究所で謎の爆発事故が発生。
泉夏樹は一命をとりとめるも全ての記憶を失っていた。
研究所の同僚・黒崎ら生き残った仲間と脱出を試みる夏樹だが、その眼前に、理性を失い凶暴化した人々が突如襲いかかってきた!?
息呑むアクションと隠された禁断の真実…最後の1頁まで驚きの連続!
常識を揺るがす究極のバイオホラー×ミステリー。

「BOOK」データベースより



書きかけの感想記事がたくさんあるんです。(急にどうした)

わたし、集中力がないのでひとつの記事を一気に書き上げることができません。

なのでいろんな本の感想記事をちょこちょこ毎日少しずつ書いては保存、できたものから公開する、みたいな感じでブログを作っているんですけどね。

そういう書きかけの感想記事をいくつも差し置いて、この記事を書いてます。

この本は最近読み終えました。ホヤホヤです。

公開待ちの記事の中には何年も前に読んだ本もあるし、まだ1行の感想すら書いてない手付かずの読了本もいくつもある。

そういういくつもの本を差し置いて(しつこいくらい強調します)、この本の感想を先に書いています。

なぜか。めっちゃ文句を言いたいからです。愚痴ですね、愚痴。





ということで、ここから感想を。ネタバレはできるだけ気をつけます。

そして、上にも書きましたがめっちゃ文句を言うので、というかほぼ批判記事になりますので、そういうのが苦手な方、作者さんのファンの方は、ここでお戻りください。

よろしくお願いします。



という予防線をしっかり張ったところで。心置きなく書いていきます。

まず帯文ね。ふざけんなですよ。

これはもうあれです、信用問題に関わってきますよ、出版社さん?

「面白さ、ぶっ飛び!!」「絶叫するほどイッキ読み!」極めつけ、「ラスト1行まで逃がさない。」

これ考えた人に聞きたい。ほんとにラスト1行を読んだのか?って。

わたしがどんな気持ちでラスト1行を読んだか。肩透かしもいいとこ。

もう大仰な帯はやめてほしい。そしてあんまり関係のない表紙もね。

そして内容については、帯文でハードルが上がっていることを差し引いても全然面白くなかったです。はっきり書いたけど。

いわゆるゾンビもので、普段わたしは読まないジャンルだけど、それでも好みの問題ではないってことははっきり言えます。

映像だったらね、そもそも「見てみようかな」って手を出すこともないんだけど、文字で伝わるハラハラドキドキゾクゾクを求めて、小説だからこそ手にとってみたんです。

でも全然満たされない。ホラーがスラスラサクサク読めてどうする。

内容そのものもあんまり捻りや仕掛けがなくて物足りない(というかご都合主義もいいとこ)のに、稚拙な描写が目立って躓く。

全体的に見れば別に淡白な文章でもなんでもないのに、ここぞの時の描写にとても萎えた。

突如直面した正体不明の恐怖に主人公が慄く。そんな場面の描写が、

“とにかくヤバい。”

の一行で済まされる。

なんっっっじゃそらー!!!!!と声に出しましたよ。

“とにかくヤバい。”は“とにかくヤバい。”でしかない。
そこに何の含みもないからな。
少なくともそういうふうには伝わってこなかったからな。

そして残酷な場面でも興醒めするような擬音語描写のオンパレード。
全くグロくないからな。

ちょっと手抜き作業すぎませんか?(描けるのに描いてないという印象を受けました。)

そしてそして途中で繰り広げられる即席の愛。
全く重みがないからな。

そしてそしてそして、あらすじにある“ミステリー”要素は皆無でした。
ミステリー好きを敵に回したな。

いかん、書いているうちにどんどんヒートアップしてきた。ちょっと落ち着こう。

最後の1行まで期待しましたよわたしは。

ラスト1行でひっくり返るのか、背筋が凍るような結末を迎えるのか、“ミステリー”要素を諦めませんでしたよわたしは。

でも結果は先に書いたとおりです。作者さんの自己満ともいえる1行だった。

とにかく。(もうまとめに入ります)

そういう文章表現や内容全てにおいて、随所で目につく安っぽさ・薄っぺらさに辟易しながら読んだ一冊でした。

もうこの作者さんの本は読まない!って言いたいとこだけど、どうやら他のシリーズものは結構面白いらしい。

文章のことでボロクソ書きましたが(どの立場で言ってんだっていう気持ちはわかります)、多少擬音での描写は多いけど地の文全体が稚拙というわけではないので(だからこそ手抜きに見えた)、その“シリーズもの”に少し期待している自分がいます。

とりあえずもう1冊この作者さんの作品を読んでみたいなと思います。

それが礼儀ってものかなと。こんなに文句ばっかり書いたので。1冊で決め付けるのはよくないかなって。

誰に言い訳してるんだわたしは。





しつこいのは重々承知した上で最後にもう一度。(ビビリすぎ)

ここにある感想・書評は全て個人的な意見です。ご理解いただけると幸いです。

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