有限と微小のパン/森博嗣 あらすじ 感想

今年は、とある資格試験を受けようと思います。とあるやつ。

思い返せば人生で、死ぬ気になって勉強をしたことがない。

というより、何かに死ぬ気で取り組んでやり遂げたことがない。

そんなだからもちろん成し得たものもない。

あれ、ちょっと待って。わたしただのダメ人間かよ。

強いて言えば出産くらいよ。死ぬ気でやり遂げたこと。陣痛始まれば逃げられないだけだけどさ。

まぁそんなダラダラした半生を振り返り、この歳になって思うわけですよ。

必死になって自分の力を出し切って何か結果を出したいなって。

そんなわけで、資格取得のために今年は全力で勉強する一年にしたいと思います。

やるぞー、おー。(なぜだろう。不安しかないけども)。頑張れ自分。





森博嗣 「有限と微小のパン」 あらすじ・感想

有限と微小のパン (講談社文庫)

ついに来ました、S&Mシリーズ最後の一冊。

別に出し惜しみしていたわけではないんですけど、シリーズの感想もこれが最後と思うと寂しい。



ではまずあらすじから。ネタバレなしです。

日本最大のソフトメーカが経営するテーマパークを訪れた西之園萌絵と友人・牧野洋子、反町愛。
パークでは過去に「シードラゴン事件」と呼ばれる死体消失事件があったという。
萌絵たちを待ち受ける新たな事件、そして謎。
核心に存在する、偉大な知性の正体は…。
S&Mシリーズの金字塔となる傑作長編。

「BOOK」データベースより



森先生なんてわたしと違って何かを成し遂げてばかりの人生なんだろうな。

どうやってこんな物語を考えるんだろう?

脳細胞フル稼働してるんじゃないのかな。(何の話だ)





話が脱線してしまう前に。ここから感想です。ネタバレなしです。

ちなみに、ドラマ版はこの回を見ていません。なので何も言いますまい。(勝手にしろ)

まずはS&Mシリーズ恒例の英題。

今作の英題は「THE PERFECT OUTSIDER」

ちなみに、このS&Mシリーズ一作目の「すべてがFになる」の英題は「THE PERFECT INSIDER」です。

森先生ってばいちいち粋。おしゃれ。ってなりますよね。

そして内容ですが、あらすじにある「シードラゴン事件」がまぁ推理部分の核になるわけですけど、そこは全然気にしなくて大丈夫です。←?

メインはそこじゃないんですよ。

今回に限っては、犀川先生と萌絵の会話です、なんてことも言いませんよ。

このシリーズの1作目、「すべてがFになる」で超重要人物だったあの方ががっつり再び登場。

犀川先生と天才の最終対決。これがメイン。

しかも最後の最後、とっておきの伏線回収がある。痺れますよ。

全然気にしなくて大丈夫と言った事件のことですが(結局書く)、全容はとにかく壮大でスケールがでかい。

このシリーズのまさに集大成だし、理系ミステリーの要素全部が詰まっているんじゃないかな。

この本、この物語、最初に世に出たのは約20年前らしいです。

それがどうしたと思われた方、しかもこの本を未読の方、20年前の刊行ということを頭に入れて読んでください。ぜひ。

今(2017年現在)話題のあの技術が平然と出てくる。

森先生やばいってなるから。

「すべてがFになる」でもちらっと出てきたけど、今回はもっと現実的。わかりやすいし。

わたしが持っている文庫はほぼ新装版の装丁だし、読んだのはせいぜいここ何年か前なんですけど。

これを刊行当時に読んでいたら、ちょっとしたSFだと思ったかもしれない。

俄かには信じられない、信じ難いトリックというか技術というか。

とにかく登場人物は天才かもしれないけど、この世に存在している森先生こそ天才ってなるから。

まぁ、もう多くは語るまい。とにかく読んでほしい。(だいぶ語った後だけど)

まぁ分厚さで言ったら1作目の倍はあるんだけども。

それでも、「すべてがFになる」を読んだならば絶対にこれも読まなきゃ。絶対に。



さぁ。

S&Mシリーズ、全ての感想を書き終えました。ちょっと寂しい。

かなり偏った感想ですが、読んでいただけると幸いです。

せっかくなんで、全部のリンクを貼っておきます。(いらんとか言わない)

「すべてがFになる」
「冷たい密室と博士たち」
「笑わない数学者」
「詩的私的ジャック」
「封印再度」
(↑抜けておりました!ご指摘いただき感謝いたします 泣)
「幻惑の死と使途」
「夏のレプリカ」
「今はもうない」
「数奇にして模型」

そしてこの、「有限と微小のパン」

理系ミステリーなら絶対これ。最高に痺れます。

2件のコメント

  1. itoさん、こんばんはー。少しずつ、森博嗣本の感想が揃ってきましたね!
    最後のS&Mシリーズ全作品リンク、「封印再度」が抜けてますよー。
    有微パは、ラストの、横浜のG同さんちのお隣さんのあの人の正体にもびっくりしますよね。久しぶりに読み返したいなあ。

    最近の森作品 は5月にXシリーズが完結したのですが、そのラストのオチのせいで、3週間近く呆然としています(誇張)。ただでさえ、シリーズが終わって寂しいというのに…。森先生いわく、どのシリーズをどの順番で読んでも良い、らしく、ボクも最近はそう思ってるんですが、やはりGシリーズ読まずにXシリーズは読んで欲しくないなあ、と悶々としています。
    あ、itoさんに百年シリーズの次に何か勧めるとしたら、Vシリーズですけどね!

    そして、今月はWシリーズ最新刊が出ますね!!
    いやはや、毎月楽しいなあ〜。(いやはやは死語ですよ。恥ずかしいからやめてください、犀川先生)

    1. れんむさん!こんにちは(´∀`*)!いつもコメありがとうございます!封印再度抜け、教えていただきありがとうございます~さすがです!!(笑)←
      ようやくS&Mシリーズ全作感想を書けました……遅くって……自分が嫌になる……。でもなんか達成感が(笑)。もうわたし、隣人の正体がわかったところでシリーズをひっくり返して隣人エピソードを探しまくりましたよ~最高の仕掛けでした…!だから森先生って好き……。
      Xシリーズの完結ですか!気になる……3週間も呆然だなんて……なんと羨ましい……(変態ですみません)← もうこうなったら全シリーズを読まなければいけません、わたし。読むペースを上げなければ!ちゃんと順番に読み進めていきますね♪
      Wシリーズ最新刊!!あいかわらず時間の流れが早い(汗)森先生どんなペースで執筆してるの……でもかなり楽しみ。いやはや、待ち遠しいですね~。(萌絵は死語に敏感ですよね 笑)

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