太陽の坐る場所/辻村深月 あらすじ 感想

夏は海の匂いが恋しくなります。
わたしが育った町はですね、海と山に挟まれていまして、季節問わずしょっちゅう海に行きました。車で10分。
夏の蒸し暑い時期、雨上がりとか特に、風にのって街中に潮の匂いが届いていました。
長男の入園前に引っ越してきたここは、海がありません。
それはそれで特に不便はないけれど、時々あの匂いが恋しくなったりします。




辻村深月「太陽の坐る場所」 あらすじ・感想

太陽の坐る場所 [ 辻村深月 ]



これは前に感想を書いた、同作者の「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」を買ったときに、一緒に買った本です。

ざっとあらすじから。ネタバレなしです。

高校卒業から十年。元同級生たちの話題は、人気女優となったキョウコのこと。
クラス会に欠席を続ける彼女を呼び出そうと、それぞれの思惑を胸に画策する男女だが、
一人また一人と連絡を絶ってゆく。
あの頃の出来事が原因なのか・・・・・・?
教室内の悪意や痛み、十年後の葛藤、挫折そして希望を鮮やかに描く。

文庫本裏表紙より。

やっぱり、読みづらいぜ辻村作品!(ファンのかたすみません)。

相性が悪いのかな。
読み進めるのに時間がかかりました。
上滑りするような、これどういうこと?を誘うあからさまな文章の書き方が、どうも好きになれず。
辛口すみません。個人の感想です。


ここから感想を。ネタバレ無しです。

全体的に「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」と同じような空気が漂っている印象でした。
嫉妬、虚勢、女同士の会話に見え隠れする駆け引き。けん制のし合い。
読んでて疲れちゃうんだよなぁ。
何かそればっかりまとわりついちゃって、内容が入ってこない。

それから、この作品は2014年に映画化されています。

どうやって映像化したのかな?って思って、公式サイトをのぞいたんですけど、
壮大にネタバレしてました。

でも実際に映画をみたわけではないんで、どんな仕掛けなのかわからないですけどね。
小説とは違うところに重点を置いてるんでしょうか。

でも、この小説での一番の仕掛けというかトリックが、映像化で目に見える形になってしまうと、
じゃあこの作品の楽しみって一体どこに・・・?という気持ちになってしまいました。
辛口でほんと申し訳ないんですけど、この作品はそのトリックありきの本だと思っているんで。

でも、もしかしたら映画版のほうが純粋に内容を楽しめるかもと思いました。
キャストのお二人も好きですし。

内容は嫌いじゃないんです、文章の相性が悪いんだろうなぁ。

さっきも書きましたが、「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」に雰囲気が似ていたので、
次は違うテイストの辻村作品を探して読んでみたいなと思います。

せっかく2作品読ませていただいたんで、合わないって諦めるのがもったいない気がして・・・。
次もダメだったらその時は!すんなり諦めます。辻村先生に土下座して。

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