少女/湊かなえ あらすじ 感想

身分を証明するって大変ですね。わたしなんて大した身分でもないのに。
転園・転校先の学費や保育料の引き落とし指定銀行の口座開設に行きました。
すると身分証明書の提示をお願いされた。まぁ当たり前ですね。

免許証はあるけど住所変更をまだしていません。行員さん、お困りの様子。
マイナンバー通知カードなら住所変更してるけど、顔写真がありません。行員さん、もっとお困りに。
保険証は?と聞かれ、今ないです(←また説明します、あ、別にいい?)と答えると、行員さん、明らかに顔をしかめる。
とりあえず二枚預かります、とそれらを持って奥に消えていき、ものの数秒で戻り。
住民票を持ってまたお越しください、と丁寧に断られた。

翌日、住民票を持ってまた同じ銀行へ。窓口でそれを出すと、免許証と保険証の有無を問われた。
昨日と同じ返答をすると、行員さん、すっごく顔をしかめて住民票を受け取った。
わたし、何か悪いことしましたか。言われた通りちゃんと住民票持ってきたじゃないですか。

諸費引き落としのために口座開設したけど、絶対ここにお金を預けないと誓いました。預けるお金ないけど。






湊かなえ「少女」 あらすじ・感想

少女 [ 湊かなえ ]

最近このブログが愚痴ブログになっている気がする。気のせいかな。
それでも日々訪れてくださる方がいて、とっても励みになります。
できるだけ更新していきたいなと思ってます。たとえ愚痴ブログでも。いやダメか。
読書ブログとしての姿を取り戻せるよう頑張ります。たぶん。それなりに。←最低

まずはあらすじから。ネタバレなしです。

親友の自殺を目撃したことがあるという転校生の告白を、ある種の自慢のように感じた由紀は、
自分なら死体ではなく、人が死ぬ瞬間を見てみたいと思った。
自殺を考えたことのある敦子は、死体を見たら、死を悟ることができ、強い自分になれるのではないかと考える。
ふたりとも相手には告げずに、それぞれ老人ホームと小児科病棟へボランティアに行く―死の瞬間に立ち合うために。
高校2年の少女たちの衝撃的な夏休みを描く長編ミステリー。

文庫本裏より

久々に(そうでもないかな?)湊作品の感想記事を。

結構前になりますが、某テレビ番組に出演されている湊さんを拝見しました。
たまーにテレビで湊さんを見るたび、声がかわいいなと何度も思う。
そして最後には、こんな人があんな小説を書くんだよなぁというところに行き着きます。
まぁね、いかにもって雰囲気だったらだいぶ怖いです。
湊さんが湊さんでよかったです。何目線かわからないけど。

ここから感想を。ネタバレなしです。

個人的に、湊作品の中でも結構好きな本。
読後の感じは断然、「Nのために」や「告白」のほうが好きだけど、
構成というか物語全体の成り立ち方とか、わかりやすくて好きです。(この説明がわかりにくい)

主人公はタイトル通り、2人の「少女」

自殺とか死体とか、死ぬ瞬間を見たいだとか。
やたらと物騒なのに、物語の雰囲気は奇妙なくらい明るい印象を受けました。
こう、湊作品特有の空気感があんまりないように感じました。
物語を進める視点が2人の女子高生のものだからか、軽くて軽くて。
それがかえってゾッとしたり。読者と語り手の”物の捉え方”に差があって。
そういうちょっとした違和感が奇妙で不気味で、結局はやっぱり湊作品なんだと思い知らされます。

湊作品の醍醐味(個人的に)のいや~な読後感がこの作品は薄くて(個人的に)、
どっちかというと、終盤の怒涛の伏線回収のほうが魅力的。
ほんとに最後の最後まで謎が残っていて、ちょっと心配しましたから。未回収にならないかと。
完全に余計な心配。最後の一ページまで内容が詰まっているって素敵。

そして、その最後の一ページを読み終わったあと、
きっとほとんどの人が、等しく最初の一ページに戻るんだと思う。
この、パズルのピースがパチッとはまったような綺麗な構成が大好き。

内容についてほとんど書いていませんが、そこは読んで楽しんでください(丸投げ)。

タイトルの「少女」が指すのは主人公の2人だけではなく、
この本に登場する全ての女子高生たちのことだと思う。

どこまでも軽い自分達の、悪意の行方を知らない少女たち。

”女子高生無敵論”という言葉を思い出した。女子高生ってほんと、無敵ですよね。

注:個人的な見解です。

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