流星の絆/東野圭吾  あらすじ 感想

そしてわたしも風邪をひきました。もー、最近すぐうつる。
子ども達は比較的元気に過ごしていましたが、わたしなぜかすっごく辛い。
熱は少しだけ、咳もないけど、すっげーしんどい。
唸りながら寝たんですけど、起きたらすっきりしていました。
……という日々を過ごしていました。更新しなかったできなかった言い訳です。




東野圭吾「流星の絆」 あらすじ・感想

流星の絆 (講談社文庫)


これまたきれいなタイトルです。

某アイドルグループのNさんと、某アイドルグループ∞(おい)のNさん出演で、テレビドラマ化されました。
そして脚本は某クドカンさん。某の使い方。
そんなわけで有名な作品かと思います。

ではあらすじから。ネタバレなしです。

何者かに両親を惨殺された三兄妹は、流れ星に仇討ちを誓う。
14年後、互いのことだけを信じ、世間を敵視しながら生きる彼らの前に、犯人を突き止める最初で最後の機会が訪れる。
三人で完璧に仕掛けはずの復讐計画。
その最大の誤算は、妹の恋心だった。
涙があふれる衝撃の真相。著者会心の新たな代表作。

文庫本裏表紙より。

流れ星に仇討ちを誓う。なんとまぁ切ない。
流れ星は願いをかけるもんであって仇討ちを誓うもんではない……!
すみません。熱で頭おかしくなったのかもしれませんね。
元からとか言わないで、泣くから。

では感想を。ネタバレなしです。

ちなみにドラマ版も見ましたので、併せて感想書きます。
でもけっこう前の記憶なので、原作の感想が主になります。なんで併せてって書いちゃったんだろう。

この本も結構厚いんですけど、まぁいっき読みですよね。東野圭吾恒例。
東野作品って分厚い本が多くないですか。わたしが持っているのが厚いものばっかりなだけかな。

でも東野さんの書く文章って一文が短いんで、すごく読みやすい。言い換えると淡白。
あれ、この話前にもしたかもしれないなって、自分で書きながら感じています。……とにかく読みやすいんです!

ドラマ版と原作、大きな違いはなかったように思います。脚本がクドカンなんで、コメディ要素はありますが。
大まかな流れなどはそのままだし、世界観も崩れたようには思いませんでした。

主題歌が良かったです。某アイドルグループが歌っています。某。察してください。
爽やかなメロディラインにきれいな歌詞で、切なさが漂っています。(伝わる自信が無い)。

わたしはとにかくこの3兄妹が好き。
彼らの両親を奪った事件も、その真相もすごく悲しく痛々しいものなんですけど、
3人で乗り越える、ではなくて、3人で立ち向かう、という強さがあります。復讐のためなんですけどね。

ほんと、話の大筋だけ見れば悲しくてやりきれない物語なんですよ。
でも東野さんの描く3人のそれぞれの強さと脆さ、弱み、それを補い合う愛情と絆。そして出会い。
それが丁寧に紡がれていて(分厚いだけありますよ)、決して悲しく重いだけの、救いの無い話ではないのです。

伏線の張り方もけっこう好き。ちょっと甘いかな?苦しいかな?と思わせる部分もありますが、
それでも犯人に繋がる伏線は見事。ちょっとゾッとしました。

これはドラマ版でも同様で、主人公がそれに気付き暴くシーンでも寒気がしました。
クドカンってばメリハリのつけ方が上手ですよね。原作に忠実なところもよかったです。

この作品は原作、ドラマ版、どちらも楽しめると思います。どちらが先でも。

ネタバレになるといけないので詳しく書きませんが、ラストは光が見えてよかったと同時に、ほかの二人、すなわち3兄妹全員の幸せを願わずにはいられません。

流れ星、流れないかな。

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