夏と花火と私の死体/乙一 あらすじ 感想

内蔵HDDの残量と闘う日々です。一瞬たりとも気を抜けない。
我が家には一台しかテレビがないんで、録画もそいつ(コラ)任せになっちゃうんですよね。
地上波と、WOWOWと、スカステ(宝塚)と。録りたいものが日々いっぱい。
ちょっと気を抜くと内蔵HDD残量が0になり、予約録画がキャンセルされ。泣くハメに。
一生懸命ディスクに移す作業をしてはまた録画を溜め、気付くと残量が僅かになり焦り。
ディスクに移し、溜め、焦り、ディスクに……のエンドレス。そんな訳で、引っ越し準備が進みません。





乙一「夏と花火と私の死体」 あらすじ・感想

夏と花火と私の死体 [ 乙一 ]


季節感とか気にしないほうなんで(強がり)。
夏の本でも冬に感想書いちゃいます。全然平気(絶対強がり)。

まずあらすじから。ネタバレなしです。

九歳の夏休み、少女は殺された。
あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなく―。
こうして、ひとつの死体をめぐる、幼い兄妹の悪夢のような四日間の冒険が始まった。
次々に訪れる危機。彼らは大人たちの追及から逃れることができるのか?死体をどこへ隠せばいいのか?
恐るべき子供たちを描き、斬新な語り口でホラー界を驚愕させた、早熟な才能・乙一のデビュー作、文庫化なる。
第六回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞受賞作。

文庫本裏より。

すっかりこのブログで常連作家さんの乙一さん。デビュー作。
やっぱりライトノベル感は強いですね。とくに表紙とか。

改めてあらすじを見ると、この時点でホラーと位置づけられていますね。
でもわたしの中ではやっぱりミステリー作家さんなんだよなぁ。

ここから感想を。ネタバレなしです。

デビュー作ということもあって、乙一作品のなかでも有名かと思います。
作者さんの別名義、中田作品から読み始め、
「暗いところで待ち合わせ」で乙一名義の作品にも手を出した(どんな言い方)私も、
次はどの乙一作品を買おうかな?って時に何度も候補にあがりました。
でもなかなか買わなかったな。やっぱりライトな感じが食わず嫌いだったのかな。

なんかこう、タイトルと表紙の爽やかさがマッチしないなぁなんてずっと思っていて、
そういうところに”ライト感”を感じてしまって敬遠していたんだけど、
この表紙ちゃんと見ると全く爽やかじゃないですからね。
真ん中にいる女の子、主人公の”私”ですけど、よく見たら死んでますからね。
口から血出ちゃってるし。首ぽきっとなっちゃってるし。それ平気で背負ってるし。
一見爽やかな夏の木漏れ日と、そんな子供たち。
いやこの表紙異常だろってことでようやく手を出しました(だから言い方)。

ここまで表紙の感想なんですけど(長いわ)、内容も異常。

私の死体ってタイトルにあるように、”私”が主人公であり視点でもあります。
”私”が死体になるのがこの物語の”起”なんで、早い段階で”私”は殺されちゃうんです。
あ、ネタバレじゃないです。基本設定です。(なにそれ)。

で、”私”は死んじゃうのに物語の進行役は”私”のまま。
死体となった”私”の視点から淡々と語られる世界はとっても異常で違和感だらけ。

こうやって整理しながら思い返すと、確かにホラー要素が強いなぁと思う。
全然おどろおどろしい雰囲気はなくて、ほんとびっくりするくらいサラッとした文章で、
でもだからこそ一周まわってこわい。
お兄ちゃんの落ち着きすぎた一言とかもう突っ込みたくなる(こんな小学生いるわけねーよとか)んだけど、
彼はきっとサイコパスなんだと思えば(というか絶対そう)、
ストンと納得するとともにまた背筋がぞくりとする。こわすぎだよアイツ。

ちなみにもう一編、短編が収録されています。
こっちは間違いなくホラーです(個人的な感想です)。

ずーっと不気味で、いかにもって雰囲気で最後のオチで余計にこわいわ!ってなった。
ホラーとミステリーとがうまく混ざり合って鳥肌2倍、みたいな。←絶対伝わらない

気になった方はぜひ作品を読んで、鳥肌2倍たたせてみてくださいね。丸投げしました。

なんかしばらくブログを開けず、久々に感想を書いたらまとめ方がわからなくなっていて戸惑っています。おいおい。

つらつら書いていたらえらく長くなっちゃった。あ、いつもですか?
引越しまで10日をきりまして、さらに更新が滞りそうなんですが、
よかったらちょこちょこ覗きにきてやってください。暇つぶしにでも。生存確認のつもりで。泣いて喜ぶんで。

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