何もかも憂鬱な夜に/中村文則  あらすじ 感想

すっかり夜型の生活リズムになってます。
昼夜逆転ってことはないですが、夜更かしがとどまる事を知らない。
とにかく一日中子ども達と過ごしているので、自分の時間が夜中しかない。
しかしそろそろ夏休みも終わるので、戻していかないといけませんね。
自信ありませんけど。




中村文則「何もかも憂鬱な夜に」 あらすじ・感想

何もかも憂鬱な夜に (集英社文庫)



これはわたしの好きな家入レオちゃんが、ブログに感想を書いてたのを前に見て、
タイトルもなんだか気になるしと思って読んだ作品。

中村文則さんは初めましての作家さんでした。

まずあらすじから。ネタバレなしです。

施設で育った刑務官の「僕」は、夫婦を刺殺した二十歳の未決囚・山井を担当している。
一週間後に迫る控訴期限が切れれば死刑が確定するが、山井はまだ語らない何かを隠している―。
どこか自分に似た山井と接する中で、「僕」が抱える、自殺した友人の記憶、大切な恩師とのやりとり、
自分の中の混沌が描き出される。
芥川賞作家が重大犯罪と死刑制度、生と死、そして希望と真摯に向き合った長編小説。

文庫本裏表紙より。

思いっきり書いてますよね、芥川賞作家と。
そういうところを見ないで読んじゃうクセがある。
結論から言うと、わたしには合わなかった。すみません。

では感想を。ネタバレはあるかもしれませんのでお気をつけください。

文章は読みやすかった。ページ数も少なく一日もかからず読めます。
しかし句読点の位置が好みじゃない。(どんな感想)。

ずっとひたすら暗い作品。
自分の中にある闇を見つめ直す、というより闇から抜け出す物語なのかな。

主人公がずっと鬱々した空気を纏っていて、狂気が滲みでていて、闇しか見えない。
まぁそうなるよねっていう過去を抱えていて、それを消化しきれていない主人公。
「あの人」という、救いになるだろう人がいるんだから、もっと早く何とかできただろうに。

あらすじにある、1人の死刑囚と出会うことで何かと向き合っていくんですけど、
この死刑囚とのやりとりがそんなに多くなくて、
主人公の心の動きがよくわからなかった。

それにやっぱり、わたしは死刑制度については反対ではないし、
そういう罰を与えられるようなことをした犯人に対して、
一点の曇りもなく「悪だ」と睨みつけたいので、最後もすっきりしなかった。

うーん。うまく書けないなぁ。

やっぱりわたしは、文学作品より大衆作品、エンタメ小説が好きだ。

楽しくて、笑えて、泣けて、びっくりして、とことん落ち込むようなやつ。
きっとわたしが単純だからだろうな。

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