無菌病棟より愛をこめて/加納朋子 あらすじ 感想

子どもたちの個人懇談に行ってきました。幼稚園もあるんだよ。面倒だよ。←母親だろ

我が家には8歳と6歳の男児がいますが、二人そろって「神経質ですね」と指摘されました。

そりゃそうです先生、わたしが神経質ですからね。(開き直り)

神経質なわたしと一番長い時間を過ごしてきたせいで、子どもたちが神経質になってしまったのかと思うと、なんか不憫。(他人事っぽい)

大らかで真面目で1年に一回の頻度で奇跡的に面白いことを言う旦那に似たほうが、子どもたちにとってはよかったのかもなぁと思いました。





加納朋子「無菌病棟より愛をこめて」 あらすじ・感想

無菌病棟より愛をこめて (文春文庫)

ネットのランキングで見つけた作品です。

まずあらすじから。

愛してくれる人たちがいるから、死なないように頑張ろう。
―急性白血病の告知を受け、仕事の予定も、妻・母としての役割も、すべてを放り出しての突然の入院、抗癌剤治療の開始。
辛い闘病生活の中で家族と友人の絆に支えられ、ユーモアを忘れずに人気ミステリ作家が綴る、たくさんの愛と勇気、温かな涙と笑いに満ちた闘病記。

「BOOK」データベースより

タイトルだけ見たときは、よくある涙もののフィクションだと思っていて、そっち系は苦手だからと買わずにいたんだけど。

やっぱりなんか気になり、レビューを見てみると著者の闘病記だと書いてありました。(あらすじを見ないクセがある)

エッセイ系はさらに苦手なのに、なんかどうしても気になってしまって。購入しました。



ではここから感想を。闘病記なので、特にネタバレは気にせずに。

恥ずかしながら、この作家さんを知りませんでした。ミステリー好きとか豪語してごめんなさい。

文章は読みやすく、あらすじにもありますがユーモアが散りばめられていて、闘病記ではあるけども、読んでいて辛い、という感覚が和らぎます。

言葉選びとか文体って、人柄が出るんだなぁとしみじみ感じながら読みました。

病気が発覚した経緯から骨髄移植を受けるまで、それから骨髄を提供した弟さんの日記も収録されています。

この本はもう、あんまり感想をダラダラ書くようなものではないので、ひとつだけ。

最初から最後まで、作者さんの生命力の強さに頭が下がりっぱなしです。

それは何も体力的、肉体的なことではなくて、精神的にすごく強くて(病に負けない、とかそういうことではなくて)、なんて表現すれば伝わるかわからないけど。

入院中でも積極的に体を動かしたり、とにかくポジティブ、前向き、そんな言葉では足りないくらいに、思考も行動もやっぱり生命力溢れるというか。

自分が同じ立場になったら完全に塞ぎこむし、周りの方へ感謝どころかきっとやつあたりもするだろう、できることもできないと泣いて、どんどん弱っていくに違いないと思った。

きっときっとこの手記に書かれていない部分で、壮絶という言葉以上のことがあったと思うけど、とにかく今、作者さんが元気に過ごされていること、これからもそれが続いていくことを切に願います。

闘病記はどうしても感情が引っ張られて読むのが辛いんだけど、この本はありきたりな言い方だけど、逆に勇気をもらえる。

ぜひたくさんの方に読んでほしいなと思います。

そして、この作者さんが書いた他の作品も読んでみたいな。ミステリー好きを豪語するのはそれからにします。

ブログ用インスタはじめました~こちらもよろしくお願いします。

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