マスカレード・ホテル/東野圭吾 あらすじ 感想

今年も無事にサンタの役目を果たしました。世の中のサンタさん、お疲れさまです。
クリスマス当日。息子達、朝5時に目覚めました。眠い。母はまだ眠いぞ。
お目当てのものを無事にゲット。もちろん夜中にわたしが置いたもの。
そしてなんと、わたしの枕元にも大きな包みが二つも。
いくらなんでも自分にプレゼントは用意しません。ということは。
サンタクロースって本当に存在するんですね。




東野圭吾「マスカレード・ホテル」 あらすじ・感想

マスカレード・ホテル (集英社文庫)


久しぶりにリアルタイムで読んだ東野作品。
表紙がきれいで、本屋のランキングにも並んでいたので購入。
買ったのはいいけど正直、読み始めるまでに時間がかかった。
まぁ端的に言うと期待していなかったんだけど。全力で詫びることになります。

まずあらすじから。ネタバレなしです。

都内で起きた不可解な連続殺人事件。容疑者もターゲットも不明。
残された暗号から判明したのは、次の犯行場所が一流ホテル・コルテシア東京ということのみ。
若き刑事・新田浩介は、ホテルマンに化けて潜入捜査に就くことを命じられる。
彼を教育するのは、女性フロントクラークの山岸尚美。
次から次へと怪しげな客たちが訪れる中、二人は真相に辿り着けるのか!?
いま幕が開く傑作新シリーズ。

文庫本裏より。

この本に限らず、東野作品はよく本屋さんやネットのランキングでたくさん見かけます。
もちろんほとんどが新作、最近発売されたものばかりなんで、
めっきり東野作品から遠ざかっていたわたしにとってはどれも知らないものばかり。
惹かれるタイトルが多かったけどなかなか購入には至らず。

相変わらず東野さんの新刊発売ペースが速かったから、
きっと無難なサラッとミステリなんだろうと決め付けていたんです、すみません。
しかし。久しぶりに読んだ東野作品は、またわたしを夢中にさせてくれました。←大げさ。

ようやくここから感想を。ネタバレなしです。

読了後、久しぶりに「よかった!よかったよ東野さん!」と思った作品でした。
まぁ伏線とかミステリの謎解きとか、そのへんの面白さは置いておいて。
そもそも東野作品にそのあたりのことは期待していない。貶しているわけではありません。
スピード感とかハラハラドキドキ感とか、そういう楽しみ方でお世話になってます。←?

でも今回わたしが「よかった!」と感動したのはそれらの要素でもなくて。
もちろん犯人探し、謎解きがメインだけれど、
それをベースに繰り広げられる人間の物語がとってもよかった。

まず主人公となる新田と山岸さん。初めはお互いによく思っていません。ありがちですね。
この二人が徐々にお互いを認めていく過程が上手く描かれていました。
二人の過ごす時間がきっちり描かれていて、読んでいてすごく自然だった。
恋愛どうこうじゃないですよ。ちゃんと人として、その職のプロとして。
全く正反対の位置にいるような二人が、お互いのプロとしてのあり方を知り認めていく。
なんかそのあたりが東野さんにしては珍しく(おい)丁寧に描かれていた。

舞台が一流ホテルということで、いろんな人が客としてやってきます。
そのエピソードもひとつひとつ面白く、単純にひとつのドラマとしても成り立ちそうなくらい。
もちろん肝心の、事件解決に至るまでの終盤戦もスピード感も意外性もあって楽しめた。さすが。

一番の見せ場というかクライマックスというか、事件が解決したその瞬間に、
二人(新田と山岸)がちょっとしたセリフのやりとりをするんですけどね、
新田刑事の一言に不覚にも泣きそうになりました。
あー書きたい。書きたいがネタバレになるので我慢。

このセリフの為に東野さんは二人の距離を丁寧に描いてきたのね的な。

なんかすっごく心温まるセリフだった。あー書きたい。←しつこい

この作品もそのうちドラマ化とかなりそうだな。キャスティングにはうるさいですが期待してます。

ちなみにこの作品のシリーズものとして、「マスカレード・イブ」という作品があります。
ホテルのほうを読んですぐにそちらも購入しました。
また読んでから、タイミング(何の)を見計らって感想記事を書こうと思います。

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