砕け散るところを見せてあげる/竹宮ゆゆこ あらすじ 感想

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竹宮ゆゆこ「砕け散るところを見せてあげる」 あらすじ・感想

砕け散るところを見せてあげる (新潮文庫nex)

すごいタイトルだなっていう第一印象。もちろん内容が気になります。好奇心旺盛だしわたし。(知らん)

表紙もインパクトあって、漫画のようなラノベのような美しい少女が印象的。

「記憶屋」といい、「僕は君を殺せない」といい、今回といい。「君の膵臓をたべたい」もだ。

恥ずかしながらどうやらこの手の表紙に惹かれてしまう傾向がある。少年少女か。

子どものころは「りぼん」とか「マーガレット」とか「フレンド」とかで毎日を過ごした漫画好きだったし。

脱線してきたのでとりあえずあらすじから。ネタバレなしです。

死んだのは、二人。その死は、何を残すのか。
大学受験を間近に控えた濱田清澄は、ある日、全校集会で一年生の女子生徒がいじめに遭っているのを目撃する。
割って入る清澄。だが、彼を待っていたのは、助けたはずの後輩、蔵本玻璃からの「あああああああ!」という絶叫だった。
その拒絶の意味は何か。“死んだ二人”とは、誰か。やがて玻璃の素顔とともに、清澄は事件の本質を知る…。
小説の新たな煌めきを示す、記念碑的傑作。

「BOOK」データベースより

楽天とかでも「あなたへのおススメ」でよく見かけたけど、さすがに即購入とはならず(ラノベっぽさに抵抗がある)。

ふと本屋さんで見かけたとき、なんと帯文に伊坂幸太郎さんのコメントが

へー伊坂さん読んだんだー依頼されたのかなーへー読んだんだー、じゃあ私も読もうかな。

という具合に、まんまと戦略にひっかかり購入。ただの伊坂ファンと思ってくださって結構です。←



ではここから感想を。ネタバレなしです。

もちろん初読みの作家さん。

好きな作家さんの新作を読むのも楽しみだけど、読んだことのない作家さんの面白そうな作品を見つけたときはまた別の高揚感があって。

そして見事に“ハズレ”じゃなかった時の満足感ったらたまりませんよね。

そしてこの本は“ハズレ”じゃありませんでした。

楽天のおすすめ機能も伊坂幸太郎効果も裏切らないんですね。

軽めのタッチで読みやすく、流れるような文章でした。

たぶんもっと堅くて無駄の無い整然とした文章も流れるように書けるんだろうなと思った。

この方の他の作品を読んだことがないので、なんか、勘だけど。

表現力を持て余してるというか、キャラクターと描写がちぐはぐというか、こんな繊細な描写をするならこのタッチ・このキャラクターじゃなくていいんじゃないのと、なんだかもったいない気もした。

誤解のないよう書いておきますが、軽いタッチの文章で描かれた物語も好きです。軽すぎるとそれはそれであれだけど。

内容についても少し。

わりと序盤のほうで、桜庭一樹さんの「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」に似ているな、と思いました。

でもラストで救いがあるかないか、そこが大きく違って。そうすると物語の色も全然違うものに。

読み終わってみると、構成がすこーしややこしいので、何度もページを遡ることになりましたが、この構成だからこそのラスト一行。

それまでの時間の流れと比べ、終盤はちょっと駆け足でまとめた感もあったけど。

このくらい綺麗なラストもいいなって素直に思えました。物語なんだし。

私だってイヤミスばっかり読んでるわけじゃないんですよ、たまには「綺麗にまとまりすぎだろ~」って喜びながら言ってみたりしたいんですよ。(勝手にすればいい)

でも綺麗なだけじゃく、“砕け散るところ”という言葉に、主人公の愛と勇気と(アンパンマンではない)、絶対に取り返したい後悔が詰まっていて。

切なくも強くて、とてもいいタイトルだなぁと思いました。

ここからは完全に蛇足なんで、スルーしてもらって全然いいんですけど、私がこの本を買う最後の一押しになった、伊坂幸太郎さんの帯文

小説の構成については書かれていたけど、内容について褒めてるわけではなかったのが、なんかツボでした。

そんな帯文が気になった方はぜひ読んでみてください。(また変な薦めかたを……)

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