記憶屋Ⅱ/織守きょうや あらすじ 感想

長男が胃腸炎に罹りました。しかもノロ。こんな季節に。

まぁでも比較的軽めなのか、嘔吐もそんなに酷くなくて良かったです。(処理が大変じゃなくて)。←サイテーか

梅雨の季節、皆様も食中毒などお気をつけください。





織守きょうや「記憶屋Ⅱ」 あらすじ・感想

記憶屋II (角川ホラー文庫)

前に感想を書きました、「記憶屋」の続編です。

息子に付き添って行った本屋さんで見つけて購入。

その日に読み終わり、なんとさらに続編が出ていることを知ってネットで注文しようか迷っているところです。

私、まだ就活中の身なんで。
旦那が外で仕事中に、自分は家でポチッと欲しいものを買うってことにそこそこ抵抗があるんで。(すんごい今さら感)

まずあらすじから。ネタバレなしです。

高校生の夏生はかつて、友人達と一斉に、記憶を失うという不可解な経験をしていた。
夏生を訪ねてきた猪瀬という新聞記者は、それは彼が追っている「記憶屋」の仕業だという。
忘れたい記憶を消してくれる、記憶屋。夏生は、その行為が悪いことだとは考えていなかった。
だが記憶屋の正体が親友の芽衣子ではないかと疑われ、夏生は彼女の無実を証明するために猪瀬の記憶屋探しに協力するが…。
切ない青春ミステリ、待望の続編。

「BOOK」データベースより

また今回の装丁も背景がとってもきれい。それだけでこの本を買った意義があります。

少々ライトノベルチックですけどね。



ではここから感想を。ネタバレなしです。


続編と言っても主人公はもちろん別の人間です。これは前作を読まれた方は意味がわかると思います。

都市伝説のひとつである“記憶屋”を巡って、新聞記者と女子高生がその正体を追うという物語。

読み進めていくと、前作で感じたドキドキや期待や予想といったもの全部が、今回はほとんどないぞということに気づきました。

当たり前だ。私は(前作を読んだ読者は)記憶屋の正体を知っているのだから。(格好つけるな)

前作の時とは、“読み手としての立ち位置”が違ってくるので、主人公たちに共感したり感情移入したり、また一番の醍醐味だった“記憶屋探し”と謎解きを楽しむ、ということができない。

そうなれば“記憶屋”に関わった人のエピソードをメインに、純粋に物語の質というかストーリーそのものを楽しむことになるんですけど、ちょっとそれもできなかったな。

一番長くページを使っていた恋愛話、なかなかこれを読むのが辛かった。

もともとラブストーリーが苦手なのもあるし、エピソードも会話もとっても漫画チックで、苦手の極みくらいの甘ったるさがあって、早く読み終わらなければとひたすらページを捲りました。

それから、この作家さんの書く文章はとっても読みやすいけど、文章の構成や言葉選びや比喩に面白みがほとんどないので(えらそうにすみません)、ストーリーに引き込まれなければ我慢の読書タイムになってしまうんですね。

前作だってどちらかといえば中高生向けだと思ったけど、それでも記憶にまつわるエピソードには読み応えがあって退屈しないものでしたが、今作はより中高生向けに作られていたと思います。

なので、私みたいな大人(おばさんじゃない)ではなくて、今をときめく中高生に全力でおすすめしたいと思います。

散々文句をたらたら書いてきましたが、本の最後にしれっと書かれた「記憶屋Ⅲに続く」という文言にちゃっかり誘導され、たぶん近日中にネットで注文しちゃうんだろうなと思っています。就活中の身で。旦那が仕事中に。ポチッと手軽に。

物語として完結していた前作とは違い、今回はほんとに“続きもの”らしく、Ⅲを読まなければ真相にたどり着けないようなので。

それを読んだらまた評価が変わるかもしれない。記憶屋の正体だって、もしかしたら……?

それから、この本はもちろん前作と同じ“角川ホラー文庫”から出版されていますが、やっぱりホラー要素は少ないかな。
ホラーが苦手な私は全然オッケーなんですけどね。

ちなみに今一番怖いことは、「記憶屋Ⅲ」の巻末に「記憶屋Ⅳに続く」と書かれていたりしないよね?ってことです。

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