記憶屋/織守きょうや あらすじ 感想

頭の次は腰が痛くて泣いてます。ほんとは泣いてませんよ。大人だから。

週末、ちょっと長時間運転する必要がありまして。

ずっと座りっぱなしだったのが原因かな。すぐに腰痛に繋がって嫌になるわ。

学生の頃、椎間板ヘルニアを患い。クセになってるんですかね。

それからあれだ。2度の出産で骨盤が歪んでいるのも原因な気がする。

また出産したら歪みが元に戻ったりしないかな。




織守きょうや「記憶屋」 あらすじ・感想

記憶屋 [ 織守きょうや ]

初読みの作家さんです。角川ホラー文庫。

ホラーは苦手ですが、本屋さんでひとめぼれしてしまった本。

綺麗な装丁で、金色の表紙に合わせて帯も金色でした。

とてもホラーには見えない表紙に惹かれ、即買いです。

まずあらすじから。ネタバレなしです。

大学生の遼一は、想いを寄せる先輩・杏子の夜道恐怖症を一緒に治そうとしていた。
だが杏子は、忘れたい記憶を消してくれるという都市伝説の怪人「記憶屋」を探しに行き、
トラウマと共に遼一のことも忘れてしまう。
記憶屋など存在しないと思う遼一。
しかし他にも不自然に記憶を失った人がいると知り、真相を探り始めるが…。
記憶を消すことは悪なのか正義なのか?
泣けるほど切ない、第22回日本ホラー小説大賞・読者賞受賞作。

文庫本裏より

本屋さんでじっくり作品を選ぶのも至福のときだけれど、
即買い決定!な本に出会うのもまた、幸せな気分になりますよね。あ、私だけ?
ネットで買うことのほうが多いけど、こういう出会いの為にも書店に出向くことは大切ですね。


ここから感想を。ネタバレなしです。


ホラーは苦手なくせに買っちゃいましたが、
ビクビクしてかなり構えていたわりには全く怖くなかったです。よかった。……のか?
まぁわたしはホラー要素を求めて読んだんじゃないのでいいんですが、
ホラー好きな方はもしかしたら、いや絶対に物足りなく感じたんじゃないでしょうか。

どちらかといえばミステリーっぽいです。

少なくともおどろおどろしい不気味な怖さというものはなくて、
”記憶を消される”ということに対しての恐怖といいますか。そんな感じ←こら

記憶を消すことの良し悪しを問うようなテーマ。

主人公は、”記憶屋”の存在を確信し追っていくなかで、
”記憶屋”に接触したであろう人たちと出会い、それぞれの物語を知ります。
そのエピソードがしっかり紡がれていて、各章、読み応えありです。

でも1番最初、先輩とのお話は少し単純に描かれすぎている気がしたかな。
動機というか、きっかけとなる導入部だからそうしたのかもしれないけど、
逆にそこを軽く流してしまう感じになると、なかなか主人公に感情移入しづらいように思う。

こんな構成だと思っていなかったので少し意外だった。でも、好きです。
ショートストーリーを何本か観たような感覚。
要になる筋はもちろんあるので、飽きたりせず真相が気になってどんどんページを捲りました。

最終章の、タイトルのつけ方も好きです。読後の切なさが倍増しますね。

やっぱりいろいろ予想しながら読み、終盤はかなりドキドキしました。
すぐそこに真相、答えは見えているんだけれど、なかなか自分の中で落ち着かなくて、
どうなのどうなの、って、珍しく興奮しちゃって心臓が忙しなかったです。

ラストはどうだろう。賛否両論あるのかな。個人的にはじゅうぶん納得できました。
あくまで”満足”ではなくて”納得”のほう。まぁそうなるよね、っていう。

初めての作家さんなので、文章のことも少し。
本業は弁護士さんだそうで。
だからかな、弁護士さんが登場するエピソードが1番リアルだった。
話の内容どうこうではなくて、会話や人物設定とか、そのあたりが。

文章は読みやすいけれど、描写を楽しめるというところはあんまりなかったかな。
セリフのやりとりだけ続くシーンが多々あって。もっと地の文を読みたい欲求に駆られた。

話の内容からしても、若い世代向けかなと思います。でも好きです。若くないけど。おばさんだけど。

ちなみに、今年の春頃に続編が刊行されるそうです。
読みましたらまた感想を書きますね。装丁も楽しみだなぁ。
追記:続編読みました!→「記憶屋Ⅱ/織守きょうや あらすじ 感想」

最後に。もう毎度毎度、偉そうなこと書いてほんとすみません。何様なんですかね、わたし。←

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