彼女が灰になる日まで/浦賀和宏 あらすじ 感想

年間100冊くらい本を読みたいです。ささやかな夢。
何気なく去年の読書本数を数えてみたら、30冊弱でした。100冊なんて夢のまた夢。
こう(どう)見えて主婦なので、家事やら育児やらお昼寝(え)やらもしなきゃいけないので、
一日が24時間じゃ足りなかったりします。
それから、けっこう読書意欲にムラがあるほうで、ガーッと何冊か没頭して続けて読み、
この時はホント何か欲してるみたいに夢中に。何かにとりつかれたかのごとく必死に。
そのあと一週間ほど冷却期間というか、本から離れる。そんな極端な性格です。(知らん。)

しかも去年は途中で、某歌劇団の元イケメントップさんの存在を知ってしまい、
本よりネット、本より動画、本よりタカラヅカ!!(さっきの某の無意味さ)。な日々を、
しばらく楽しく過ごしていましたので、余計に読書タイムが少なかったなぁ。

今年は自分の中でちゃんといろいろ折り合いをつけて、たくさん本を読みたいな~。本が恋しい。




浦賀和宏「彼女が灰になる日まで」 あらすじ・感想

彼女が灰になる日まで [ 浦賀和宏 ]


あぶない、どうでも良い話でこの記事が終わっちゃうとこだった。

昨年最後に読んだ本。浦賀さんの作品を読むのは2作目です。
前回読んだ「彼女は存在しない」が面白かったので、同じ作者さんの本をいろいろ検索。
こちらの文庫が発売されたばっかりだったので購入。ちょっと読むのに時間かかったな。

まずはあらすじを。ネタバレなしです。

ライターの銀次郎が昏睡状態から目覚めると、謎の男が現れた。
男は「この病院で目覚めた人は自殺する」と告げる。
過去に四人の患者が自殺したことを知り、調査を始めた銀次郎は、
関係者の証言を辿る中で、彼らの企みに飲み込まれて行く。
オカルトか、医療ミスか、それとも。
次々と明らかになる衝撃の事実に目が離せないノンストップミステリー。

文庫本裏より

少し前に、あらすじって大切だよねーなんてことをちらっと書きましたけど、
この本のあらすじ、すっごく不親切だと思うんですよ。
だって↑のあらすじを読んで、この本がシリーズものってわかる人います??
ほぼ皆無だと思うんですけどどうですか?わたしに読解力がないんですかね?

……という、ほぼ文句しか書かない記事になりますので先に謝っておきますね。
作者さん、ファンの皆さま、すみません。個人的な意見ですのでどうかお許しを。

ここから感想を。ネタバレなしです。

上にも書きましたが、この本は”銀次郎シリーズ”もしくは”彼女シリーズ”と呼ばれるシリーズものです。
(ちなみに”彼女”とついてますが前に読んだ「彼女は存在しない」は同シリーズのものではないです。)
ということを、読んでから調べて知りました。しかもシリーズの4作品目らしいです。

正直な感想を書くと、すっごくすっごくつまらない本だった。すみません。
物語が全くといっていいほど動かず、ほとんどが主人公の脳内推理の描写。
読みはじめだって、ずーっと二人の会話のシーンで進み、しかも会話にユーモアなんてあるわけもないし、
内容も説明じみているし、早々に飽きがきちゃう。

”主人公の脳内推理”もいったりきたりだし、しかもその推理している内容にこっち(読者)は少しの興味も持てていない。
一緒になって推理をしたい、真相を知りたい、と少しも思わなかった。思わせてくれなかった。

逆に、気になったこと(昏睡状態に陥った詳しい経緯や、元妻とのこと)には一切詳しく触れてくれず、
そんな状態のまま終盤にさしかかり、よくわからないまま、ある意味唐突な結論で終わる。

あまりに納得できなくて、作品のレビューを検索してみたんです。他の読者さんはどう捉えたのかなと。
そしたらびっくり、シリーズものの4作目とかいてあった。レビューで知るという。

なるほど、わたしが気になった部分は全部他の作品に描かれているっぽい。
あらすじに書いててくれれば……!”シリーズ第4弾!”とか……!
そしたら、同じ読むならシリーズの1つ目から読んだのに、と悔しい思いでいっぱい。

まぁわたしのリサーチ不足と言われればそれまでなんですけどね。
これからはもう少し慎重に本選び、購入をしたいと思います。

でもでも、シリーズものってことを差し引いても、やっぱり評価は変わらない。

主人公と誰かの会話、主人公の脳内推理。
ほとんどこの二つしか描かれていなくて、”物語”としてどうなのかなぁ。
計算されての構成とは思えなかった。
その構成だからこその面白さ、みたいなのが感じられなかったから。

それに、シリーズものって知っていたらそれはそれで、
かなり早い段階でオチに検討がつきそうだなと思った。

タイトルに惹かれて読んだけれど、このタイトルの本当の重さを知るには
やっぱりこのシリーズの最初から読んでいなければいけないと思う。もったいないなぁ。

また気が向いたら、シリーズの1作目に手を伸ばしてみたいと思います。リベンジ。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です