時限病棟/知念実希人 あらすじ 感想

左手で携帯を持ち、右手で携帯を探していました。たった今の出来事です。

いわゆる「メガネメガネ」の状態ですよ。メガネはおでこにあるのに探すっていう。

わたし、疲れているんだわ。





知念実希人 「時限病棟」 あらすじ・感想

時限病棟 (実業之日本社文庫)

「仮面病棟」の作者さんの文庫書き下ろし。

仮面病棟をお気に入りとしているわたし(なにその情報)としましては、この本を逃す手はありません。



ではまずあらすじから。ネタバレなしです。

タイムリミットは6時間。脱出できるのか――
最速一気読み! 究極のどんでん返し!!

目覚めると、彼女は病院のベッドで点滴を受けていた。
なぜこんな場所にいるのか? 監禁された男女5人が、拉致された理由を探る……。
ピエロからのミッション、手術室の男、ふたつの死の謎、事件に迫る刑事。
タイムリミットは6時間。謎の死の真相を掴み、廃病院から脱出できるのか!?

大ヒット作『仮面病棟』を凌ぐスリルとサスペンス。
圧倒的なスピード感。衝撃の結末とは――。
医療ミステリーの超傑作、文庫書き下ろし!
累計60万部突破の「病棟シリーズ」最新刊。

amazon 内容紹介より



この作者さんの本は「仮面病棟」の他に「優しい死神の飼い方」も読みましたが、結構お気に入りの作家さんです。

他の作品も絶賛チェック中です。





ではでは早速。ここから感想を。ネタバレなしです。

書き飽きたあの言葉を書いておきますね。

煽りすぎじゃないですか??ハードル上げるだけってなんでわからないの出版社さん……。

お決まりの煽り文句にうんざりしてるからね。

しかし淡い期待をしちゃう悲しい読者ですよわたしは。自覚ありですよ。

騙されぬ……!と思いながらも結局、購買意欲を刺激されるんだからもう仕方ない。

煽り文句の常用を煽っているのはわたしみたいな読者なんだろう。(悔しい)

ということでそろそろ本題に入ろう……。

全体的な感想として、ちょっと荒いなぁという印象。

タイトルや装丁・煽り文句からの邪推でしかないんだけど、前作「仮面病棟」の人気を受けて企画した文庫書き下ろしですよね?

(や、ほんと、ただの個人の想像です、違ったらごめんなさいとしか言えませんので悪しからず……)

「仮面病棟」の話題性があるうちに、急いで出版(執筆)したっていうか、鉄は熱いうちに……みたいな印象なんですよ。

台詞が全部説明だしとにかく主人公が察し良すぎるし(なにそれ)、もう言っちゃうけど、ほとんどご都合主義な展開とエピソードで。

時間かけてつくってないなっていうのがありありと。

エンタメ性重視にしても雑だと思う。

この作者さんの本は上記に書いた二冊しかまだ読んでいませんが、「優しい死神の~」なんてよく練られていて、その纏まりかたが好きだったから、余計にがっくりしたというか。

こんなものじゃないってわかっているからこそのがっかり感を味わいました。

個人的に、ミステリー読んでいて一番萎えるのが“長台詞での説明”です。

事件の動機とか推理とか真相とか、とにかくなんでもかんでも登場人物に全部話させるという手法が嫌い。

じゃあ他にどんな方法があるんだって言われると、いや他にはないけどってなるんだけどさ。(土下座ものだろ)

情報の出し方っていうか描き方っていうか、情報量の分配の仕方っていうか緩急の付け方っていうか。

とにかく、不自然でいかにも読者への説明になっちゃう台詞や展開が嫌いってことなんだけど。

もうどうしたって伝わらない気がするから諦める。すみません自分で言い出しておいて。

なんせ、そういう冗長なシーンが多くて“物語”を純粋に楽しめなかったのが不満だったということです。

前作ではその部分は気にならなかったんだけどな。

「仮面病棟」ありきでプロモーションしていたと思うので、どうしても前作と比較してしまうんですけどね。

上記の不満要素が原因で、前作のように一気読みにはならなかったのも残念。

わたしの中では前作超えにはならず。

しかし“病棟シリーズ”と銘打っているってことは、また新作が出るのかな?

出版のペースに拘らずに、読み応え重視の大作期待してます

最初に書いたとおりお気に入りの作家さんなので、既出の作品にどんどん手を出していきたいと思います。(言い方)

おすすめあればぜひ教えてください~。

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