白砂/鏑木蓮 あらすじ 感想

31アイスはキャラメルリボン一択です。甘さ加減が絶妙ですよね。

暑すぎる休日、とっても自然な流れで(どんな流れ)近所のサーティーワンへ。

持ち帰り用とすぐ食べる用、合計3つのキャラメルリボンを注文して満足な(そりゃそうだろう)わたしの横で、

「マスクメロン!」とか、「オレンジ!」とか、邪道過ぎる注文をする子どもたち。

キミたち、色でアイスを選ぶようではまだまだ大人の世界は程遠いぞ。(それでいいだろ)





鏑木蓮「白砂」 あらすじ・感想

白砂 (双葉文庫)

以前に本屋さんのランキングに並んでいて手に取った本です。

美しいラストに涙腺崩壊!みたいな帯文にまんまと煽られたわけです。

ではまずあらすじから。ネタバレなしです。

苦労して働きながら予備校に通う、二十歳の高村小夜が自宅アパートで殺害された。
中年男性の目撃情報と大金が入金されていることから、援助交際との関わりが捜査線上に浮かぶ。
「こんなにつましい暮らしぶりで真面目な彼女がなぜ?」
違和感を抱いた下谷署の刑事・目黒一馬は別の角度から捜査を開始する。
小夜の両親はすでに亡く、なぜか祖母は頑なに遺骨を受け取らない。
鍵は小夜の故郷にあると見た目黒の執念が、運命に翻弄された女たちの人生を浮き彫りにしていく。
最後にたどり着いた、死の裏にある驚愕の真実とは。
切なさあふれるミステリー。

「BOOK」データベースより

表紙も幻想的で美しく切ない感じがしたので、帯文含めて結構期待していました。

何度この手にひっかかっても学習しない私。

帯文に騙されるな……!と思うくせに、また引っかかる。帯文好きなんです。





とりあえずここから感想を。ネタバレなしです。

まず、作者の鏑木蓮さん。初めましての作家さんでした。

文章は読みやすいけど、ちょこちょこ入る刑事二人のやりとりで“面白くしようとする描写”が気に入らなかった。(すみません)

世界観と文体とキャラと、そのちょっと間抜けなやりとりがすごくアンバランスに感じられてしまって、そこくるたびに白けちゃった。

読み慣れてない作家さんだから受け入れられなかったのかな?

表紙と帯と、プロローグ、あらすじで、カタイ雰囲気を想像してたからかな。違和感が拭えなかった。

視点が入れ替わりで進んでいき、読者に多方面からある程度の情報が与えられることになるので、途中で犯人に察しがついてしまう人が多いと思ったんですけどどうですか。(誰に聞いてる)

事件も全容まではわからなくてもなんとなくは想像できてしまうし、それをあまり裏切ってくれなかったのでちょっと物足りなかったです。

それでも話の展開が気になってどんどんページは捲っていけるし、そういう構成だからこそ飽きずに読めた。

運命を変えた過去の恋愛の哀しさ、最後に明かされる散骨にこだわる本当の理由など、作者さんが用意されている仕掛けはたくさんあるし、驚いたり切なかったり、その度に感情は動くのに、なぜか残る不完全燃焼さ。

それもこれも、全部やはり帯文のせいだと思う。期待値上げすぎ。

哀しいラストとか涙腺崩壊とか、そんな先入観なしで読むのがやっぱり一番いいんじゃないかなぁと思う。

あと、登場人物の二人の女性に感情移入できないと“涙腺崩壊”は難しいと思うんだけど、誰よりも魅力的な登場人物は、犯人の思いに寄り添う刑事さんだったので、そこも帯と内容に差があるというかなんというか。

せっかくの作品がもったいない。帯はあくまでアシスト係なのに。

もう帯に対しての文句しか出てこないのでこの辺で。

最近始めたインスタで、この作者さんの作品をたくさん挙げられている投稿を目にしたので、それを参考にまた他の作品も読んでみたいなぁと思いました。

もちろんおススメがあれば教えてくださると嬉しいです。





ブログ用インスタはこちら。よろしくお願いします。

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