箱庭図書館/乙一 あらすじ 感想

読書感想文は進んでいますか。夏休みもあと少しですね。(そうでもない)

親の立場からすると、夏休みの何が嫌ってね、給食がないことですよね。

毎日の夕食のメニュー選びにも困るのに、お昼も加わるとほんとに面倒。

焼きそば!そうめん!ミートボールと卵とごはん!の日替わりで乗り切れたら楽なんだけど、いかんせん長い夏休み。

毎日作るからには野菜とか栄養バランスとか気になっちゃうんですよね。

まだまだ成長途中の子どもだからさ。

そんなわけで、毎日野菜を刻みながら給食のありがたみを噛みしめています。





乙一「箱庭図書館」 あらすじ・感想

箱庭図書館 [ 乙一 ]

ちょっと(どうみても)表紙が冬っぽいですけどね。季節感は気にしないほうなんで。

早速あらすじから。ネタバレなしです。

僕が小説を書くようになったのには、心に秘めた理由があった(「小説家のつくり方」)。
ふたりぼっちの文芸部で、先輩と過ごしたイタい毎日(「青春絶縁体」)。
雪面の靴跡にみちびかれた、不思議なめぐり会い(「ホワイト・ステップ」)。
“物語を紡ぐ町”で、ときに切なく、ときに温かく、奇跡のように重なり合う6つのストーリー。
ミステリ、ホラー、恋愛、青春…乙一の魅力すべてが詰まった傑作短編集!

「BOOK」データベースより

乙一作品の感想記事を書きたかったので。夏休みだし。(絶対関係ない)

短編集で読みやすいし、読書感想文にいかがですか。

でもあれかな、感想文は長編一篇のほうが書きやすいのかもしれないな。なんかすみません←





ではここから感想を。ネタバレなしです。


この本は、公募で集まった読者からの原稿を乙一さんがリメイクしたものです。面白い企画ですね。

文庫本のあとがきにはそのエピソードなども書かれているので、そこまで楽しめます。

基本的に乙一さんのあとがきはいつも楽しませてもらってますけどね。大好物です。

全部で6編収録。

全部の感想を書くのは難しい(決して面倒というわけではない)ので、一番お気に入りの作品だけ。

最後に収録されている「ホワイト・ステップ」

これは、あとがきで乙一さん自身も言われているんですが、過去の乙一作品に似たような設定のお話がありました。

そっちも好きだけど、個人的にこのお話も大好き。

主人公の二人、少女と男性どちらのキャラも抱きしめたくなっちゃうような不器用さ。

二人がお互いのために奮闘する描写がまた愛おしい。

乙一さんの綺麗で優しい文体がより一層、そうさせるんだろうなと思う。天才か。

他の収録作も、全部ハズレなし。乙一さんでハズレたことないけど。

恋愛、ファンタジー、ホラー、SF、友情。この一冊の本にほとんどの要素が詰まっていて読み応えたっぷり。

それぞれ別々のお話、世界観のはずが、乙一さんのアレンジで全部の物語に繋がりができています。

一編一編ではちょっとした謎(ひっかかり?)のままだったことなども、他の収録作を読めば解決するし、その関係性もまたおもしろいです。

そして全編通して出てくる一人の女性のキャラがすごく好き。かわいい。お気に入り。そして羨ましい。

ちなみにタイトルの「箱庭図書館」も、一般の方が付けられたらしいです。

これすごく素敵な題名。この本を読めばその素敵さがわかると思います。(また変な薦めかたを)

ときどきふと読み返したくなる本。乙一さんの本はそういうのが多いです。みなさんもぜひ。





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