Nのために/湊かなえ 原作 ドラマ あらすじ 感想

家入レオちゃんが好きです。

7月クールのドラマが一通り始まりましたね。
だいたい第一話は全部見ています。結果的に最後まで見るのは2、3本なんですけどね。

で、夏の月9の主演福士蒼汰くんだと発表になってから、
これは主題歌は家入レオちゃんだなと確信しておりました。
福士くん所属の研音は家入レオちゃんも所属していて、研音所属の方が主演のときのレオちゃんタイアップ率といったらもう。

下世話な話ですみません。

そして予想と期待通りに発表され。主題歌のMVが公開された時にはもう高まりまくりました。研音さんありがとう

この主題歌決定の経緯はあくまで個人的な憶測であって、真実だと断言してるわけではないですよ。

なんて澄んだ声なんですか。感情のこめ方も好みすぎて。
内容はさておき、レオちゃんの主題歌目当てに月9は最終回まで見ますよ~。




で、やっと本題。
湊かなえ「Nのために」 あらすじ・感想

Nのために [ 湊かなえ ]



こちらはドラマ版もしっかり見ましたので、ドラマの感想も併せて書いていきます。

ではざっとあらすじを。ネタバレなしです。

超高層マンション「スカイローズガーデン」の一室で、そこに住む野口夫妻の変死体が発見された。
現場に居合わせたのは、20代の四人の男女。それぞれの証言は驚くべき真実を明らかにしていく。
なぜ夫妻は死んだのか?
それぞれが想いを寄せるNとは誰なのか?
切なさに満ちた、著者初の純愛ミステリー。

文庫本裏表紙より。
こんな感じ。

登場人物は徹底してイニシャルがNです。



ではここから感想を。ネタバレなしです。

肝になる事件は、あらすじに出てくる高層マンションに住む夫妻の殺人と、もうひとつ。
成瀬慎司の実家である旅館の火災。
この二つの(原作では主にマンションでの事件のほうの)犯人は誰なのか?って視点で物語は進みます。

ドラマ版では、三浦友和さん演じる刑事さん(もと刑事さんだったかな?)が、昔の放火事件の真相を追いつつ、
野口夫妻殺害事件の謎にも迫るってかんじでしたね。原作にはいない登場人物でしたが、とっても重要な役でした。
彼の視点で見るからこそ、登場人物それぞれの真実や気持ちを視聴者は知れたわけですからね。

で、原作はなんとも悲しい読後感。「私の男」の読後感に似てる?
似てないにしろ、この作品もその世界観をしばらく引きずりました。
悲しくて悲しくて。他に表現しようもない。ただただ悲しかった。

それに比べドラマ版は、いくらか救いがありました。無理やり感もなくて。

原作ありきの映画やドラマは、けっこうハズレが多くて辛口になっちゃうんですが、
これはドラマ版があってよかったと思うほどです。

作者の湊かなえ初の純愛ミステリーと謳っていますが、原作はそこまで恋愛色は濃くなく、結構さらっとしていますが、
ドラマ版は恋愛の切なさが強く描かれていましたし(家入レオちゃんの主題歌効果も)、それがうまく事件の真相へと繋がっていて、ミステリー部分を決して邪魔していませんでした。

ところで、ドラマ版でもしっかり出てきたシャーペンノックのエピソード
ここはネタバレになっちゃうんで詳しくは書きませんが、これは原作のほうが好きです。
何パターンかありますが、ノック4回のときのエピソードです。
切羽詰っていたのぞみが、そのノック数に微かな希望をのせて成瀬君に訴えかけた高校生時代。
その頃も、そして時が流れ大人になっても、成瀬君はその時の彼女の想いには気付かないまま、彼自身もそのノック数に淡い期待を抱いていて。
このすれ違い、そこに在る4回ノックに対しての二人の希望と温度差がもう吐きそうなくらい(失礼)残酷だった。

あと実写化の作品では、キャスティングがどうしても文句ばっかりになってしまうんですが、
この作品もあんまりイメージ通りではなかったですね。
成瀬君、もうちょっと大きくないとダメじゃない?安藤、幼いわ~。
でもさっきも書いたとおり、このドラマ版はとっても良かったので、原作のキャラのイメージとはまた別に、
それぞれの俳優さんが演じるそれぞれの登場人物がすごく魅力的でした

この作品は、原作からでもドラマからでもどちらから見ても楽しめると思います。

個人的には、ドラマの中で絶妙なタイミングで流れる家入レオちゃんの主題歌も楽しんでほしいですね。

最後に1つだけ。
ちょっとネタバレチックなんで(ドラマ版には関係ないです)、原作未読の方は気をつけてください。

原作の、名前を使ったミスリード。あれ必要だったのか??
湊さん、名前ネタ好きですよね。

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