主よ、永遠の休息を/誉田哲也 あらすじ 感想

スクラッチくじで100万当たったからTDR行こう!と、帰宅した旦那が一言。
一瞬絶句するわたし。すぐさま「ウソだー!!」と叫ぶ子供たち。テヘペロな旦那(腹立つ)。
声を大にして、いや文字を大にして言いたいです。
エイプリルフールなんて、楽しいのは嘘ついたほうだけなんだよ!わたしの純粋を返せ。





誉田哲也「主よ、永遠の休息を」 あらすじ・感想

主よ、永遠の休息を [ 誉田哲也 ]


以前読んだ、「あなたが愛した記憶」に続いて。
誉田哲也さんの作品を読むのは二作目です。
他の作品も読んでみたいなと思っていたところ、ネットのランキングで発見。
誉田さんの作品はたくさんあって選ぶのが難しかったので、
ランキングで見つけられてラッキーって感じで購入。軽くてごめんなさい。
シリーズものじゃないことだけはきっちり確認しました。それが大事。

ではあらすじから。ネタバレなしです。

「名無し少女推定六歳完全無修正」―共有通信の若き記者・鶴田は、暴力団事務所との接触から、
ある誘拐殺人事件の犯行ビデオがネット配信されている事実を知る。
真相を探る鶴田を影のように追う男、ほのかな恋情を交わすコンビニの店員…
やがて十四年前の悪夢が甦る。
大いなる不条理を見つめた慟哭のミステリー。

文庫本裏より

前回読んだ「あなたが愛した記憶」と、雰囲気が似てるかもしれない。
と、届いた本のあらすじを読んで思いました。
あらすじくらい読んで買えよって話なんですが、
作家さん買い・タイトル買いの時は、基本、あらすじなんて見ません。ドヤ顔。
ここから感想を。ネタバレなしです。

そこそこページ数はありましたがいっき読み本でした。

なかなか物語の全体像が掴めない、こういう構成は好きです。
どんどんページを捲らせてくれるし、ハラハラドキドキ、心臓も忙しい。

視点となる記者と女子高生の語り口は、少し軽くて冗談も織り交ぜつつ。読みやすいです。

しかし内容は重くて悲惨。
描写がリアルなのでよけいに。物語だから、とは割り切れない気持ちになる。
でもそうやって、フィクションだからと目を背けさせないのが目的なのかも。

この手の犯罪は実際にたくさん起こっていて、きっと増えているんだと思うし。
前回別の本を読んだときと、今回と。やっぱり似ている雰囲気というか。
そうか、誉田さんってこういう作風なのかと思いました。

とことん惨い描写や展開で、手加減しない方だなぁと。次からは勇気がいるかな。

ラストに関しては、賛否両論。でもないかも。いや、なんていうか。
そうだよなぁとしか思えなかったのに、他に方法はなかったんですか誉田さん(友達か)、と思ったり。

ただ、だから主人公は”記者”なんだなと納得しました。
単に謎解きをするなら、刑事でも探偵でもよかった気がするから。
記者だからこそ、救える道が少しだけでもあるのかなと思った。ほんと、少しだけ。誉田さん、容赦ないんだもん。

最後まで読むと、本当に祈るような気持ちでタイトルに寄り添いたくなった。
でも、できればパンドラの箱に手をかけないでほしかったと思ってしまった。

久々の暗い読後感。でもこの感じは好きじゃない。こんなわたしでも。
これは決してフィクションではないってところがどうにも辛い。

ほら、湊さんとか桜庭さんとか、あのいやーな読後感は、
完全に別世界って感じの作風だから受け入れられるし癖にもなるんですよ。
リアルが1ミリもないっていうか。なんか語弊がありそうだからもう黙ります。

誉田さんの作品で、もう1つランキングに上がっていたのがあったんだけど。
購入するか迷う。書き方とか構成は好き。名前を見かけると気にもなる。
結構、読む作家さんに偏りがあるので、新しい作家さんに出会えると嬉しいし、
その作品が面白いともっとたくさん読みたいって思うので、悩むなぁ。

なんか別の、もうちょっと明るめの作品を探してみようかな。明るめの誉田作品。……あるよね??
シリーズもの以外で、おすすめがあれば教えてください。ぜひ。

 

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