動機/横山秀夫 あらすじ 感想

悪天候続きのおかげで頭痛も続いています。滅入るなぁ。

今年は台風が多いですね。そうでなくても雨の日が多い。梅雨でもこんなに降らないよ。ホントかよ。

天気悪いと洗濯干せないし、浴室乾燥使うと干してること忘れちゃうし。

そして何も知らずにお風呂に入ろうとした旦那が浴室で干しっぱなしの洗濯物の束に気付き真っ裸でリビングに持ってくるという事態に。

真っ裸と洗濯物。シュール。なんかごめん。

全部悪天候のせいだ。わたしは悪くない。悪くないぞ。





横山秀夫 「動機」 あらすじ・感想

動機 [ 横山秀夫(小説家) ]

またまたこちらもおススメしてもらった作品です。

感想書くのが遅いのであれなんですけど、この他にもインスタでおススメしてもらった本はだいたい読みました。

今のところおススメ作品にハズレなし。さすがですね。感激です。

本好きの皆さん、読書家の皆さんの目に狂いはないんですね。



まずあらすじから。ネタバレなしです。

署内で一括保管される三十冊の警察手帳が紛失した。犯人は内部か、外部か。
男たちの矜持がぶつかりあう表題作(第53回日本推理作家協会賞受賞作)ほか、女子高生殺しの前科を持つ男が、匿名の殺人依頼電話に苦悩する「逆転の夏」。
公判中の居眠りで失脚する裁判官を描いた「密室の人」など珠玉の四篇を収録。

「BOOK」データベースより



以前に64(ロクヨン)を読んでとても面白かったので、他の作品も読んでみたいなと思っていました。

何がいいかと調べてみるものの、作品が多くて迷っていたところ。

インスタで親切なフォロワーさんが教えてくださいました!ありがとうございます。





では早速。ここから感想を。ネタバレなしです。

こちら表題作を含む短編集です。とても読みやすいです。

おススメしてくださった方が特に面白いですと教えてくださったのが「逆転の夏」

いやいや、ほんとに面白かったー!なるほどね。

わたしはこの、「なるほどね」と思えるタイトルの付け方が大好物です。

“逆転の”っていう言葉からいろいろと自分の中で当たりをつけていましたが、見事に外されました。

そっちか。そっちの逆転か。と唸る結末でした。


本のタイトルになっている「動機」は、単に表題作の題名というだけではありません。

他の全収録作に共通する、大切なキーワードです。

どの作品の主人公も、自分にふりかかる謎の「動機」に苦悩し踊らされ追いかける。

勝ち進む者、堕ちていく者、自分を省みる者、貫く者。

それぞれの結末に向かって、物語は少しのブレもなく進んでいく。

明らかになる「真実」の傍らには必ずその「動機」がある。

これがまたどの作品もちょっと胸が苦しくなるような仕上がり(仕上がり?)なんですよ。

どの人の、どの「動機」も予想外だったかな。

そしてそれを知ったときの当事者の心境とか、あんまり想像したくないな。ガッツリ描かれてるけど。

人間って単純じゃないし、見えない部分のほうが本心だったりするし。

そういうのを受け取る側が勝手に判断しちゃうと、ずれが生じてくるんですよねー。

横山さんはホント、登場人物の心の動きの描写がめっちゃ上手い。

こんな言い方すると怒られるかもしれないけど(誰に)、年季入ってるんですよね。

慣れてるっていうか、場数踏んでるなっていうか。

シンプル且つ的確。作風や物語の世界観にピッタリ合っていて素晴らしい。

人気作家さんに対して失礼な物言いになるんでこのくらいにしときましょう。

だから、短い作品の中でもしっかり人間ドラマが描かれていて、かなり読み応えがあって満足。

「64」は正直、物語が動き出すまで“人間ドラマ”がまどろっこしかったんだけど、今回は全くそんなこと感じなかった。

横山作品は短編のほうが自分に合ってるのかな?と思いました。

長編の「クライマーズ・ハイ」を積んでるんだけどな。楽しみにしてるけど。

ちなみに「クライマーズ・ハイ」も、同じフォロワーさんにおすすめしていただいたもの。早く読みたい。

「動機」もとても楽しく読ませていただきました。ありがとうございました。

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