冷たい密室と博士たち/森博嗣  あらすじ 感想

毎月血液検査をしています。
ずっと飲んでいる薬があるんで、肝機能が悪くなってないかの検査です。
先日もしてきたんですけど、ちょうど患者さんが誰もいなくて、先生や看護師さんが採血室に集まってきまして。
7~8人に注目されながらの採血。
わたしより、担当してくれた明らかな新人看護師さんのほうが緊張したに違いない。




森博嗣「冷たい密室と博士たち」 あらすじ・感想

冷たい密室と博士たち (講談社文庫)



「すべてがFになる」から始まる、S&Mシリーズの二作目です。
個人的に、シリーズの中で1番読みやすかったです。

ではあらすじから。ネタバレなしです。

同僚の誘いで低温度実験室を訪れた犀川助教授とお嬢様学生の西之園萌絵。
だがその夜、衆人環視かつ密室状態の実験室の中で、男女二名の大学院生が死体となって発見された。
被害者は、そして犯人は、どうやって中に入ったのか!?
明かされる驚愕の真相そしてトリック。
ますます研ぎ澄まされるシリーズ第2弾。

文庫本裏表紙より。

これは前作「すべてがFになる」よりも随分読みやすかったです。

ドラマ版では第一話に放送されたエピソード。
なぜ喜多先生がその人!?って、またキャスティングへの文句になってしまうので、ドラマ版には触れずにいきます。

ここから感想です。ネタバレなしです。

萌絵がやっぱり手に負えない(わたしの)。なかなか暴走してくれますね。
犀川先生えらいよ。明らかに仕事増やされてるのに。

シリーズ物だとどうしても前作と比べちゃうんですけど、これは全く方向性が違う感じ。王道ミステリーですね

予想を裏切る、っていう感覚がなくて(批判ではないですよ)、トントンと進んでいきます。
動機もありがち(批判ではないです、断じて)だし、トリックも想像ついちゃう。
ドラマの話を出してしまって申し訳ないんですけど、映像になると余計にトリックを想像しやすくなっていた気がします。
いやもちろん最後まで解き明かせませんがね。

それでも読後、「おもしろかったなぁ」と思うのは、やっぱり登場人物や会話に魅力があるからですよね。

前にも書きましたが、わたしがこのシリーズで好きなのは萌絵と犀川先生の会話、なのです。
そっけないようで結局は萌絵に甘い犀川先生。ベタベタしすぎない関係の会話が楽しい。おしゃれ。

萌絵から犀川先生へのメールの始まりが、だいたい
萌絵でーす
なんですけど、それを犀川先生は真顔で読むんだろうなと思うとすごく可笑しい。

あとこの作品中に、「〇〇と××の違いがわかるか?」という会話がでてきます。(ひとつではないです)
ユーモアあるジョークだったり真剣な話だったり。
おすすめポイントです(そこか)。

前作に比べると軽く感じられましたが、事件そのものは悲しいエピソードでした。

あとですね、このシリーズ全部に、英題がついています。

前作の「すべてがFになる」の英題は「THE PERFECT INSIDER」で、
この「冷たい密室と博士たち」は、「DOCTORS IN ISOLATED ROOM」です。
密室。なぜ「 LOCKED ROOM」じゃないんでしょう?

英題も毎回おしゃれで素敵なので、そこも楽しんでほしいです。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です