白夜行/東野圭吾 あらすじ 感想

血液検査にひっかかりました。なぜ。
先日、定期的に受けている血液検査の結果を聞きに行きました。
薬による肝機能への影響を調べるためなんですけど、ひっかかったのは別の項目。
心当たりがあるかと何度も主治医に聞かれました。
何のだよ。
再び採血し、何項目か足して再検査。またまた引っかかり。
めっちゃびびってます。なぜこんなことに。




東野圭吾「白夜行」 あらすじ・感想

白夜行 (集英社文庫)



分厚い本です。しかし東野作品恒例の一気読み。

これはわたしの好きな(知らん)堀北真希さん主演で映画化され、もれなく観させていただきましたので、
そちらの感想も併せて書いていきますね。
ちなみにドラマ版は見ていません。

ざっとあらすじを。ネタバレなしです。

1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。
容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。
被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂――暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、
その後、全く別々の道を歩んで行く。
二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。
だが、何も「証拠」はない。
そして十九年……。
息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。
心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長篇!

文庫本裏表紙より。

本編が長いんだから当然あらすじも長くなるわけで。
細かいあらすじや内容を追って感想を書いていくとなかなか終わりそうにないので、
さらっといきます。できるだけ。

冒頭の”近鉄布施駅”は、決して近いわけではありませんが何度か行ったことがあり、風景を思い出してみたりしました。
……バス停とタクシー乗り場は思い浮かぶ。(どの駅にもほとんどある)

では(また強引に)感想を。ネタバレは核心を突かない程度にはあるかもしれませんのでご注意ください。

この作品、何が残念って先に映画版を観てしまったこと。

なんせ文庫本の厚さがあるんで、上下巻になってたらまた違ったかもしれませんが、少し敬遠してました。

東野作品って読んだことなくて、ハズレたらあの分厚さは拷問です。
(つまらなくても一度開いたら最後まで読みきるのがポリシーです)

でも気にはなっていたし、そんなタイミングで映画版を観る機会があり、
しかも堀北さん主演。面白かったら原作も読もうと思いまして。
なので先に映画版の感想からいくと、とっても良かった

堀北さんが黒い役で、微笑むシーンすら冷たさと影がある。儚い雰囲気の女優さんだからぴったり。

途中でウエディングドレスを試着して微笑むシーンがあって、これが終盤に違う角度からもう一度流れるんですが、
この切なさったら。
あ~なるほどね~って。あの微笑だけ唯一あたたかさが宿っていたような。

あらすじに出てくる二人の主人公、亮司と雪穂
映画の中で、二人が一緒に登場するシーンはほとんどありません。
それぞれがそれぞれの人生を送っているようで、
けれど二人は同じ景色の中を歩いている。「白夜行」のタイトルに繋がるんですけどね。

で、原作を読んでみてこれはしくじった、と思い至ったのです。
これは映画を見る前に小説で読むべきでした。
そしたら、もっともっと余韻に浸れたかも。

小説の感想を一切書いてませんが、この分厚い本をいっき読みしたってことで
察してください(うわー)。

周囲の人間や読者である自分の想像や憶測ではなくて、本当の二人の心情を知りたくて読み進めるんですけど、
ついに描かれないまま終わってしまいます。心理描写が一切でてこないのです。
これを映像として先に観てしまったもんだから、この本で得られるはずの独特の読後感を逃してしまった。

東野さん、ハズレだったら嫌だな、なんてみくびってしまってごめんなさい。

映画も良かったんですけどね、ホント、堀北さんがブラックなんで(そこばっかり)、
でも断然、小説から読まれることをおすすめします

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