あしたはひとりにしてくれ/竹宮ゆゆこ あらすじ 感想

長男がおたふく風邪になりました。次男に続き。

またうまいこと次男から感染しましてねー。

おたふくの潜伏期間って長くて、2週間から3週間ほどもあるんです。

だいたい20日ほどで発症する人が多いみたい。

次男が病院に行ってから20日後、教科書どおりに「ほっぺが痛い」と言った長男くん。

もれなく多数派に入りました。統計ってすごいね。





竹宮ゆゆこ 「あしたはひとりにしてくれ」 あらすじ・感想

あしたはひとりにしてくれ (文春文庫)





まーたこういう少女マンガチックな表紙を手にしちゃって……。いつまで少女のつもりだよ……。

でもタイトルもなんか気になるしスルーできなくて……。仕方ないよね。開き直るしか。



まずあらすじから。ネタバレなしです。

高校生の月岡瑛人は、進学校で学ぶ優等生で家族(居候含む)思い。
友達とも仲良くやっているが、秘めた衝動をもっていた。
その衝動を受け止めるサンドバッグになっていたくまのぬいぐるみを失った瑛人が半狂乱で探した末、かわりに出会ったのは半死状態の美女!?
「孤独をこじらせた少年」は、居場所を見つけられるのか―。

「BOOK」データベースより



前に読んだ「砕け散るところを見せてあげる」の作家さん。

「砕け散る~」も表紙と題名で購入(あと伊坂さんの推薦文ね)したわけだけど、結構好きだったのでまぁまぁ安心して今作も購入できました。



そんなわけで、ここから感想を。ネタバレなしです。




この作者さん、もともとラノベ出身の方なんですよね。

前作も確かにそれっぽさはありましたが、許容範囲内というか、全然平気だったんですけど。

今回はちょっと強すぎました。わたしには。文春文庫も幅がひろいな。

これなら漫画を読む。こういうのを文章で読みたくない。

この作家さん、描写が繊細で上手だから余計にストレスたまる。

表現力が迷子になってるっていうか、言葉の向かう先はその世界観じゃないだろっていうか。

フラストレーションもたまるたまる。

※ここでいつもの注釈を入れておきますけど、決してラノベを軽視しているわけではありませんし、個人的な偏見と好みで勝手に書いていますので、どうかそのあたりご理解ください。

ラノベは表現力が薄っぺらいとか言いたいわけじゃないんですけど、この方の描く文章で漫画みたいな世界観はどうもわたしには違和感がある。

そのアンバランスさが面白みでもあるのかもしれないし、意図してのことかもしれないけど。

ちょっと本文の内容に触れますけど、土の中から人が出てきて無事なわけないし、そのあとの家での出来事も描写からして無事なわけがないのに無事なので(なんのこっちゃ)、もうそこのチグハグ感で躓いちゃってなかなか集中できなかったかな。

さらっと読むのには適しているのかも。

そして興味をそそられるタイトルの意味ですが、明確な答えはもちろん用意されていませんがきちんと汲み取れるようなラストなんで、結構ぐっときます。

どうぐっと来たかっていうのは、ここはあんまり言及しちゃうと重大なネタバレになりかねないので一言。

あったかいなぁ。しみじみ。(さぁ、気になる方はぜひ作品を手にとって!←)

散々上で文句を書きましたけど、物語的には嫌いじゃない。

テーマからタイトルへの繋がりとか好み。ただアプローチの仕方がさぁ~。

またここからダラダラ書いちゃいそうなので自重します。

で、たぶんまたこの作者さんの新作が出たら買っちゃうんだと思う。

なんでだろ。文章綺麗だし、タイトル独特で、なんかやっぱり惹かれちゃうんだよな。

この文章で内容詰まったずっしり重いでも感動的で切なくあったかくちょっと胸が痛くなるようなそんな(どんなだよ)物語を読みたい。

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