あなたが愛した記憶/誉田哲也 あらすじ 感想

ノロが恐いです。冬は毎年ビビッています。
うちの長男が二歳のとき、嘔吐下痢症にかかりました。夏でした。
ノロでもロタでもなく原因はわかりませんでしたが、それはもう大変で。
食べるどころか水も飲めず(直後にリバース)、夜間救急で点滴。
それ以来、嘔吐下痢には敏感になっていて、かなり気をつけてはいますが。
先日、とうとう長男が2回ほど続けて吐きました。まさかこれは……続きは次回に。えー。




誉田哲也「あなたが愛した記憶」 あらすじ・感想

あなたが愛した記憶 [ 誉田哲也 ]


最近リアルタイムで読んだ作品です。

こちらも読まず嫌いになっていた作家さん。
ドラマ「ストロベリーナイト」の原作者さんです。ちなみにドラマも映画も観ていました。
そのくせ読まず嫌い。ややこしい人間ですみません。

まずあらすじから。ネタバレなしです。

興信所を営む曽根崎栄治の前に、女子高生・民代が現れる。
十九年前に突然姿を消した恋人・真弓が産んだ栄治の娘だと主張する彼女は、
二人の人物を探して欲しいと依頼する。
半信半疑ながら栄治が調査を進めるうち、民代は、
調査対象者のどちらかが世間を騒がす残虐な連続監禁殺人事件の犯人だと言いだし…。
この子は一体、何者なのか。犯人の正体は何なのか。
ノンストップ恋愛ホラーサスペンス!

文庫本裏より

恒例の、”本屋さんのランキングに並んでいた作品”です。

今まではもっぱらネットで本を買っていたんですけど、
最近、近所に大きな本屋さんというかTUTAYAができまして、ちょこちょこ覗きに行ってます。
でも本業はレンタル業なんでしょう、本がまぁまぁ少ない。あれじゃ何時間も居られない。
まぁ何時間も居られちゃ迷惑ですよね。その為なのか。←絶対違う

でもカフェが併設されていて、店内の本も読んでいいことになっているんです。
一回あのカフェでゆっくり本読みたいなと思っています。
もちろん自前の本を持っていきますよ~。

と、盛大に話がずれたところで、ここから感想を。ネタバレなしです。

文庫裏とか帯に書いてある”あらすじ”って大切だと思うんですよ。
前知識がないまま本を買うときの手がかりになるし、だいたいの人は目を通すだろうし。
作品の世界観が全くわからないようなものでは絶対ダメだろうし、
かと言って、だいたい予想ついちゃうほど詳しく書いちゃうのもダメだし。
絶妙な感じをださないとですよね。なにそれ。

この本のあらすじ、決して気に入ったわけでも気になったわけでもないんですけど、
いや、だって、ランキング(とタイトルと作者)を見て買ったので、あらすじ重視で選ばなかったので、
なんで言い訳してるのかわかりませんがとにかくすみません。

で、本編を読み終わってから改めてあらすじを読んで、ふと、上記の”あらすじ”云々を考えちゃったわけです。

この本、初めから謎がたくさんでどんどんページを捲っていきました。
小出しにされる情報(描写)の謎がぜーんぶぼやけていてバラバラで、
なかなか全体像が見えてこない。気になって気になって先を急いで読んでいく。

こういう構成のミステリーは1番好き。ラストに向けて一気に収束していく感じですね。

で、中盤あたりですかね。おそらくこの話の一番の肝、最大の謎の正体が解けかけます。
解ける、というと違うかも。謎が謎そのものとしてきちんと現れる、というか。
謎のままなんですよ、その時点では。

ちょっと上手く書けなくてもどかしいですが、気になる方はぜひ作品を読んでくださいね。

話を戻して、その謎が現れたときに、わたし、えーって間抜けな声が出ちゃったんですよ。
反則、とまでは言わないけど、そんなことあらすじに書いてなかったじゃん!みたいな。
もちろん、オチやトリックの話ではないですよ。そんなものあらすじに書いちゃいけません。

何て言うんだろうな、この作品の世界観に関わることで、これ知ってるのと知らないのとじゃ、
作品のジャンルの捉え方が変わってくると思うんですよね。
作品選びにジャンルって大切だと思うし、実際わたしは純粋(?)なミステリーだと思ってました。

でもその、”あらすじに書いてなかった大切なこと”がでてきた瞬間に、
作品の色がガラッと自分の中で変わってしまって。
これを、”そう来たか!おもしろい!”と受け止める人と、
わたしみたいに”いやいやいやいやいや……”とか”おいおいおいおいおい……”と興醒めしちゃう(すみません)人に分かれるんじゃないかな。

好き嫌いがはっきりでてしまうと思う。予想していないことだったので余計に。
でもけっこう重要な設定というか、トリックのようなものなので、
あらすじに書いてしまうのは難しいとは思います。
せめてそういう世界観を匂わす文言でもあればなーと思いました。

でもからくりを知った読後は、タイトルも冒頭もあらすじにも納得しますけどね。

これは完全に個人の好き嫌いの話なんです。作品自体はとっても楽しめました。
またこの作者さんの他の作品も読んでみたいと思います。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です