森に眠る魚/角田光代 あらすじ 感想

新しい車がやってきました。中古だけどね。

とにかく早く購入を決めないと、壊れた相棒がいつ全く走れない状態になっちゃうかわからなかったので。

もうどんな車でもいいから早々に決めたいわたしと、どうせならいい車がほしい旦那。

まぁまぁもめたよね。もっとすんなりいきたかったけど。

乗り換え予定がなかったから、先立つもの(要するにお金だけど←)もそんなに融通利かないし。

また貯まってから気に入る車を買うとして、とにかく今は乗れりゃなんでもいいでしょと。

それがわたしの主張。だってほんとに急だったし、とりあえずのものでよかったんだよ。

でもせっかくの乗り換え、旦那もなかなか折れない。まぁね、大半は旦那の稼いでくれたお金だしね。

まぁほとんど運転するのわたしだけど。旦那、電車通勤だし。

最後は結局旦那が譲歩してくれて(結局予算内で旦那の気に入るものがなかった)、なんとか決定。

なんだかんだ言いながら快適に乗り回しています。大切にするね~。





角田光代 「森に眠る魚」 あらすじ・感想

森に眠る魚 (双葉文庫) [ 角田光代 ]

こちらもインスタでよく見かけた作品です。

ミステリーじゃないので買うの迷ってましたが、ママ友のお話ということで。

けっこうドラマとかでもママ友関連のもの(なんじゃそりゃ)は欠かさず見るほうなので。

もれなく購入させていただきました。



ではまずあらすじから。ネタバレなしです。

東京の文教地区の町で出会った5人の母親。
育児を通して心をかよわせるが、いつしかその関係性は変容していた。
-あの人たちと離れればいい。なぜ私を置いてゆくの。そうだ、終わらせなきゃ。
心の声は幾重にもせめぎ合い、それぞれが追いつめられてゆく。
凄みある筆致で描きだした、現代に生きる母親たちの深い孤独と痛み。
渾身の長編母子小説。

「BOOK」データベースより

なんで女同士のせめぎあいって物語になるんでしょうね。

そしてなんでこんなに興味を持ってかれちゃうんだろうな、と。

そのあたり、やっぱりわたしが女だからでしょうか。(知らん)





そんな(どんな)わけでここから感想を。ネタバレなしです。

夢中で読みました。

結論から言うとすごく面白かったです。

やっぱり角田さんは裏切らないですよね。「紙の月」しか読んだことない←)

わたしが母親だからというわけではないと思うので、“ママ友”事情なんてどうでもいいって方も楽しめるかなと思います。

“母親”の内面というよりは、“女”“人間”を描いているので。

そこを子どもや子ども繋がりの人間関係を通して露出させている感じでしょうか。知らんけど。

初めは良好な関係だった5人が、徐々にすれ違っていく様が緻密に描かれていて、ハラハラドキドキが止まりません。

ひとつ残念だったのが、やっぱり絡んでくる“お受験問題”。

正直ここは“ママ友トラブル”を描くのにワンパターン化しているなと。

目新しさがないですよね。お受験戦争はずっと昔からテッパンだもん。

嫌いとかじゃないけど、あぁまたか感は否めないし、展開や心の動きまでもが読めてしまうんですよね。他作品でいやってくらい描かれているから。

そのあたり、角田さんにはまったく別の角度からママ友トラブルを描いてほしかったなっていう思いもあります。

でも、そこはさすが角田さんというか。

お受験の一本柱で構成されているわけではないので、十分堪能できました。(←結局)

お金、不倫、執着、依存、受験。根本的には全部どっかで見たことある設定かもしれないけど、とにかく角田さんの、“そこへの持って行き方”(←アバウトすぎ)が秀逸なので、疑問も違和感も破綻もない。

リアルに5人の母親がそこにいて、ひとりひとりの心の動きが手に取るようにわかる。

理解や共感はできないけども。でも、決して作り物じゃないってことはわかる。

誰だって彼女たちの誰かになり得るということ。はーこわい。

ちなみに、気になる「森に眠る魚」というタイトルの意味。

一見、ママ友関係もお受験も関係なさそうなこのタイトルの意味を、読後いっしょうけんめい考えました。

しかしわからなかった。おばかな自分が憎い。

森になんていたら、魚は息ができないですよね。

孤独の中で息苦しさを抱える母親をあらわしているのかなとも思ったけど、でも息苦しかったらとても眠ってなんかいられませんからね。

「森に眠る魚」

本来いるべき場所ではないところでじっと息を潜めて目を覚ますタイミングを待っているんでしょうか。

やっぱりわからん。教えて角田先生。←