願いながら、祈りながら/乾ルカ あらすじ 感想

旦那が日に日に大きくなっています。物理的に。

我が家の旦那、身長178センチ肩幅広めでもともとおっきいほうではありました。

結婚して10年の間でなんと、20キロ太りました。

結婚前の旦那を知る人に久しぶりに会うと、めっちゃ太ったねと言われたり。

で、ここ2年ほどでさらに5キロ太った。計25キロよ。

もうね、すっごくおっきい。クマさんみたい。愛でてます。

で、先日お盆の帰省で旦那親族に会ったとき、その話をしたら義母さんにこう言われた。

「何をそんなに食べさせたの」

旦那、37歳。結婚当初は27歳。立派な大人。

夫の体重管理も嫁の役目とは。なんか腑に落ちぬ。

栄養バランスには気を使って作ってきたつもりだし。

事実、結婚当初はよく風邪をひいていた旦那もここ何年かでめっきり健康体。

そもそも同じもの食べてるはずのわたしと子供たちは全く太ってないってことに気付いてほしい。





乾ルカ 「願いながら、祈りながら」 あらすじ・感想

願いながら、祈りながら (徳間文庫)





初読み作家さん。本屋さんで表紙に惹かれ購入。

たまーにこういう、青春小説みたいなのを欲しちゃうんだよなぁ。



ではではまずはあらすじから。ネタバレなしです。

まるで時の女神がうっかり回収し忘れたような。
北の大地の片隅に、ぽつんとたたずむ中学分校には、一年生四人と三年生一人が学んでいた。
たった五人でも、自称霊感少女もいれば嘘つきな少年もいる。
そこに赴任してきたのは、やる気皆無の若い教師。
けれど、やがて彼が知ることになる少年の嘘の痛ましいわけとは?
ころびながら、くじけながら明日を探す、五人の青い魂の物語。

「BOOK」データベースより



夏休みなんで(やたら夏休み推しなここ最近)、学生さん向け(私見です)の作品を選んでます。





もう早速いっちゃう。ここから感想です。ネタバレなしです。

表紙、めっちゃかわいくないですか。めっかわ。(何それ)

タイトルも素敵で、ろくにあらすじも確認せずに買っちゃいましたけど。

でもちゃんとわかってたよ、ミステリーじゃないことくらい。そこまでおバカじゃないからね。

ストーリーは5人の生徒と担任の教師の視点で進んでいきます。

一章ごとに語り手が変わり、それぞれの胸の内や悩み葛藤が描かれていて、まぁなんていうか。

なんていうか、良くも悪くも普通だなと。思いました。すみません。(何の謝罪)

特別な悩み、というよりはありきたりで誰もが抱えるような問題ばかり。

一人だけ次元が違ったけれど、それでもドラマや映画なんかでよく見る設定というか。

真新しさは皆無と言っていいくらいなんだけど、なんだかそれがかえって懐かしいような、あたたかい気分にさせてくれたかも。

でもよくあるストーリーだなという印象は最後まで消えず。

もう少し刺激が欲しかったかなというのが本音。

でもほんと、心穏やかに読める作品です。

初めての作家さんなので文章のことを少し。

とても読みやすいです。

ただちょっと、比喩がしつこいなと、思ったり思わなかったり。(はっきり言わない)

あんまり好きじゃないんですよね、凝った比喩とかまどろっこしいのとかおしゃれ先行のわかりづらい喩えとか。(いやけっこうはっきり言っちゃった)

あらすじの冒頭にもあるけど、“まるで時の女神がうっかり回収し忘れたような。”とかね。

いやおしゃれだけど。素敵だけど。ニュアンス伝わるけど。

なんかそこで躓いちゃうんだよなぁ。

読んでいて、そこで立ち止まっちゃうんだよな。悪目立ちっていうか。

先に書いたけど、物語自体はとっても普通で、もちろん世界観だって特別じゃない。(批判じゃないよ)

だから、そんななかで凝った一文、おしゃれな一文がポーンと入っているとすごく浮いているような気になって。

で、全体的に明るいお話じゃないんですよ。(批判じゃないからね)

だから、キラキラするような一文もこれまた似合わない。

なんかそのあたりのちぐはぐ感に最後まで馴染めず読了。ちょっとそこが残念でした。

決して明るいお話じゃないけれど、それぞれの生徒たちが自分でちゃんと答えを出して成長していくお話。

わたしが欲していた「青春小説」とは少し違っていたけど、やっぱり学生さんにはおススメしたい一冊です。

あとひとつだけ。これは内容に触れることなので、これからこの本を手にとられる方はご注意ください。








わたしは“ああいう形”(読んでいただければわかります)であの3.11の震災を絡ませてくるのは嫌いです。

他の作品の感想記事にも書いたことあるけど。

そのエピソードを入れるために3.11を使う必要性は感じないし(いくらでも他に方法はあるはず)、しかもそれをもったいぶった描き方で扱っているのを見ると、すごくすごく腹が立つ。興醒めする。

これはただのわたしの愚痴です。吐き出してしまってすみません。

すごくふいに出てきたものだから、余計に嫌だったな。なくても描けただろうに。ちょっと残念。